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【コラム】XPマシンをWindows 7にアップグレードするのはやめておけ

10月19日22時46分配信 Computerworld.jp

 Windows 7へのアップグレードを検討しているWindows XPユーザーの皆さんに、わたしから最良のアドバイスをお届けしよう。それは「既存PCのアップグレードなどやめておくこと」だ。

 Windows 7の最大の欠点は、既存PC上のXPを上書きしてアップグレードする場合、すべてのアプリケーションを再インストールし、個人データの移行作業をしなければならないことだ。だれがわざわざそんなことをしたがるだろうか。

 XPからWindows 7へのアップグレードにこのような手間がかかるのには、それ相応の技術的理由がある。だが、平均的なXPユーザーや多くの企業にとって、アップグレードがこれほど面倒なOSはろくなものではない。

 もちろん、XPからWindows 7へのアップグレードは可能であり、Windowsの達人ならば、自己責任でアップグレードを実行するに違いない。だが、そこまでしてアップグレードする価値が本当にあるのかと問われれば、「ない」と答えざるをえない。

 それよりは、安価で新品のWindows 7マシンを買う方がよっぽどいい。現在のマシンのハードウェア性能や機能は、我々がXPマシンを買ったころよりも大幅に向上している。どうぜお金を払うならば、手っ取り早く、トラブルもなく、満足の行くユーザー・エクスペリエンスを得られる、Windows 7がプリインストールされたマシンを購入する方が良い選択だろう。

 ただし、新しいPCを購入することで、アプリケーションも新たに購入しなければならなくなる場合がある(アプリケーションのライセンスを確認すべし)。それを考えると、「当面は何もしない」というのがいちばん無難なのかもしれない。とは言え、有償でWindowsをアップグレードするか、Microsoft Officeをアップグレードするかの2択を迫られたら、わたしはOfficeのアップグレードを選ぶ。

  Windows Vistaユーザーの場合、アップグレード作業はXPよりもはるかに簡単だ。だが、Windows 7が備えるさまざまな機能は、Vistaユーザーをアップグレードに駆り立てる要因にはならないだろう。Vistaに満足しているあなたは、そのまま Vistaを使い続ければよい。アップグレードが必要なのは、Vistaに不満があるユーザーか、あるいはMicrosoftにお金を払いたくてしかたがないユーザーだけだ。

▼中規模以上の企業は、やはりWindows 7に移行すべきだ

 ここまでのアドバイスは、個人ユーザー、ファミリー・ユーザー、あるいは小さな企業向けのものである。

 IT部門を抱えるほど大きな企業であれば、Windows 7はIT部門にとって重要な機能を提供してくれる(ユーザーにとっては重要な機能ではないかもしれないが)。Microsoftは、Windows 7を優れた企業向けOSにするために注力してきたのだ。

 まだXPを使い続けている企業は、全社的なアップグレードを検討すべき時かもしれない。あるいは、ハードウェアの新規購入時には必ずWindows 7マシンを購入するように決めるという手もあるだろう。企業ごとに状況や選択肢は複雑に入り組んでおり、包括的なアドバイスを提供するのは難しい。

 以上の記事は、Windows 7をけなす意図で書いたものではない。これまでにわかった事実と、われわれが取るべき対処法をまとめたものだ。

 わたし自身はといえば、このコラムを書く仕事のため、近いうちにWindows 7搭載の新しいコンピュータを購入する。Vistaにアップグレードしたものの、あまり気に入らなかったマシンの代わりに使うつもりだ。

(David Coursey/PC World米国版)

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最終更新:10月19日22時46分

Computerworld.jp

 

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