内食・健康志向で注目!? “蒸し料理もできる鍋”商品が続々
10月25日14時6分配信 オリコン
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| 鍋の中に穴あきの中蓋を入れ、その上に野菜や肉類、魚介類を置く「蒸し料理もできる鍋」 (神奈川県・そごう横浜店) |
【写真】今年続々と登場した、蒸し料理ができる鍋
■カラー、サイズなど種類豊富に展開
「今年はリーズナブルでカラフルな鍋、デザイン性の高い鍋が登場していて、(売り場で取り扱っている)種類も昨年の2倍になった」と語るのは、さまざまな土鍋を集めた「土鍋を囲む団らんフェア」(26日まで)を行っているそごう横浜店(神奈川県横浜市)。売り場自体は9月から本格的にスタートさせた同店だが、10月に入ると鍋全体の売上が前年比300%と大幅伸長しており、売れ筋商品の半数以上が、“蒸し料理ができる鍋”となっている。
また、「無印良品」を展開する良品計画も、昨今の蒸し料理へのニーズを受けて新作の鍋商品『パーツを足して蒸し料理も作れる信楽焼土鍋』と、蒸し料理用の追加パーツ『信楽焼土鍋 蒸し皿』を発売した。鍋本体は中蓋を入れやすいよう深く作られているほか、蒸気がまんべんなく食材にまわるよう、鍋底を平らにしている点が特徴だ。毎年この季節には新作鍋を発売している同社だが、蒸し料理を意識した商品を発売するのは初めてだという。
油を使わず、素材が持つ水分を使って温野菜や肉・魚料理を作ることでカロリーを抑えられる蒸し料理。シャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」のヒットと昨今の健康志向の高まりとともに人気が上昇し、蒸し料理専門店も多く登場。また、景気低迷による節約意識により自宅で食事をとる人が増えていることもあり、蒸し料理に関するレシピ本なども続々と発売されるようになった。
■“蒸し鍋”の人気に火をつけた、モロッコの土鍋「タジン」
さらに、この蒸し料理人気を後押ししたのは、北アフリカのモロッコで生まれた土鍋「タジン」だと言われている。ユニークな円錐状の蓋と豊富なカラーバリエーション、“材料を入れて蒸すだけ”という手軽さが若い女性たちに受け、雑貨店などでも取り扱われるようになった。前述のそごう横浜店売り場でも、今年の蒸し鍋人気は「若い人に人気の“タジン鍋”ブームも手伝っている」と分析している。
フランス生まれのキッチンウエアメーカー「ル・クルーゼ」も、この秋から日本国内でタジン鍋の期間限定販売をスタートさせた。もともと欧米各国では発売されていた同商品だが、ル・クルーゼ ジャポンは「フタの形状が特殊なことから、日本の住宅事情を考慮して販売を控えていた」という。しかし、昨今のタジン人気を受けて今年より取り扱いを開始。一部店舗では購入者に、スパイス類を入れられる「miniタジン鍋」をプレゼントするなどし、日本市場での開拓に力を入れている。
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最終更新:10月25日14時6分



