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資生堂、ギリシャに共同出資会社 細やかに接客、化粧品拡販

10月28日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 資生堂は27日、ギリシャで化粧品販売を行う新会社を現地企業と共同出資で設立すると発表した。代理店を通したこれまでの販売態勢を、新会社による直接取引に改め、販売を拡大させる狙い。23日に正式契約を結んだ。

 新会社「資生堂ヘラス」は、11月中にアテネに設立する予定。資本金は350万ユーロ(約4億8300万円)。資生堂の欧州統括会社である資生堂インターナショナルヨーロッパが51%、化粧品の輸入販売を手がけるギリシャ企業のジェロリマトス・コスメティクス(GC)が49%をそれぞれ出資する。社長にはGC出身で化粧品業界に詳しいラザレス・サケラリロウ氏が就任、来年1月から営業を始める計画だ。

 資生堂によると、ギリシャの化粧品市場は美容部員による対面販売が主流。他の欧州諸国に比べ、丁寧な商品説明を必要とする基礎化粧品の売上比率が高い点が特徴だという。同社は1991年にギリシャ市場へ参入して以来、現地の販売代理店を通して商品を販売してきた。しかし、今後は新会社が美容部員の人材育成を含め、現地の化粧品専門店との取引など営業活動を直接かじ取りする。これにより、現地でニーズの高いきめ細かな対応を強化し、販売の拡大につなげたい考えだ。

 資生堂は、海外事業の強化を経営の最重要課題に掲げており、今年はエジプトやモロッコなどの新興国市場に参入。すでに進出済みの市場でも、一段の成長が見込まれるロシアなどで販売態勢を強化している。ギリシャも高級化粧品需要の拡大が続く有望市場で、今回の新会社設立を機に、取り扱い店舗を現在の100店から5年後には160店に増やしたい考えだ。

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最終更新:10月28日10時0分

フジサンケイ ビジネスアイ

 

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