洋楽CD大ヒット 「大人」世代ターゲット
10月28日13時40分配信 産経新聞
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| 発売されたばかりのマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」を試聴するファン=28日午前10時15分、大阪市中央区(志儀駒貴撮影)(写真:産経新聞) |
■幻の公演を追体験
マイケル・ジャクソンが、ロンドンで行う予定だった公演のリハーサルを収めた映画「THIS IS IT」は2週間限定の公開。配給元のソニー・ピクチャーズエンタテインメント映画関西支社は「前売り券発売から1カ月で20万枚を超える驚異的な数字。関心の高さとファンの熱狂ぶりがうかがえる」と驚く。
また、映画で流れるヒット曲や未発表曲を収録した同タイトルのアルバムも同日発売。ブックレットにロンドン公演リハーサルの未発表写真を使用するなど話題性も高く、タワーレコード難波店(大阪市中央区)でも、開店と同時に買い求めるファンが訪れた。
マイケルの死後、発売済みのCD、DVDが世界で2000万枚を突破(9月末時点)し、日本でも10月27日までの集計で150万枚を出荷する勢いだ。
■ボーナス商戦まで続く
まだ記憶に新しいビートルズ全14アルバムのリマスター盤。東京では世界同時発売日の9月9日の午前0時にイベントを行ったショップもあり、深夜にもかかわらず大いに盛り上がっていた。
一方、発売元のEMIミュージック・ジャパンは、布袋寅泰ら日本の人気ミュージシャンたちがビートルズを歌うアルバムを発売、これまでビートルズにじっくり触れていない若い世代にも人気の浸透をねらう。
オリコン調べによると、リマスター盤も9月末の時点で31.5億円を売り上げる驚異的なヒット。関係者は「やはりビートルズ人気は絶大でボーナス商戦まで伸びる」とにらんでいる。ビートルズの場合はインターネット配信の予定がないことも、好調を支えている理由といえそうだ。
■まずアラフォーねらい
近年、アバやカーペンターズといった“往年”のスターのアルバムをリリースし、異例のヒットを記録させているユニバーサルインターナショナルの飯塚義典・カタログマーケティング本部長は「CDを買っていただけるのは40代以上の『大人』世代。大人世代にまずアピールし、若い世代にも広げたい」と話す。
アバは映画「マンマ・ミーア!」とのタイアップ。カーペンターズは兄のリチャードを来日させ、ともに大ヒット。そして今回、「ウィー・アー・ザ・ワールド」をマイケルと共作したライオネル・リッチーが来日、11月リリースのベスト盤をアピールする。
飯塚本部長は「配信に慣れた世代にも、とにかくCDショップに足を運んでもらうことからはじめないと…」と話している。
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最終更新:10月28日13時40分



