9月新設住宅着工戸数は37%減、当面は厳しい状況
10月30日16時5分配信 ロイター
![]() |
| 拡大写真 |
| 10月30日、9月の新設住宅着工戸数は37%減少。写真は都内のマンション建設現場。6月撮影(2009年 ロイター/Issei Kato) |
ロイターの事前調査では、住宅着工戸数の予測中央値は前年比37.1%減、年率換算の予想中央値は69万9000戸だった。
住宅着工は持家、貸家、分譲住宅ともに減少した。分譲マンションは前年比72.3%減で過去2番目に大きな下落率となった。在庫調整局面が続く中で、需要動向や資金調達環境を踏まえると、マンション着工は「しばらく厳しい状況が続く」(同省)とみている。
貸家は前年比39.0%減と大幅減が続いており、需要動向や資金調達環境が影響している可能性があるという。
住宅着工に1カ月程度先行すると言われる建築確認交付件数は前年比16.1%減だった。
大手50社の建設工事受注額は前年比14.0%減だった。民間工事は11カ月連続減で、不動産やサービス業は増加したものの、製造業や運輸業などが減少したことが響いた。他方で公共工事は5カ月ぶりの増加となった。
国土交通省は住宅着工の先行きについて「雇用・所得環境の悪化などにより、当面厳しい状況が継続する」との見方を引き続き示した。
同時に発表された今年4月─9月の新設住宅着工戸数は38万4175戸と上期ベースで過去最低だった。前年同期比は33.9%減で、下落率も上期ベースで過去最大だった。
(ロイター日本語ニュース 寺脇 麻理記者)
【関連記事】
・ 8月新設住宅着工戸数、過去3番目の低水準=国交省
・ 鹿島、大成、マンション・住宅も冬景色
・ 7月新設住宅着工は‐32.1%、建設工事受注額は最大の下げ幅
・ UPDATE1:9月新設住宅着工戸数は前年比‐37.0%、当面厳しい状況続く
・ 再送:指標予測=9月新設住宅着工戸数は前年比‐37.1%、10カ月連続の減少
最終更新:10月30日16時7分



