円楽さん『よぅ、あの世にいくよ』 言葉失う「笑点」メンバー
10月30日20時21分配信 産経新聞
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| 三遊亭円楽さん(写真:産経新聞) |
弟子の好楽さん(63)は、そう振り返った。円楽さんは25日に急に体調を崩したという。
■フォト 円楽さんと「笑点」大喜利メンバー
信念の人、だった。テレビやラジオで人気者になったが、師匠に「芸が荒れた」と注意されると番組をすべて降板。5年間、高座に集中して芸を磨いた。
真打ち制度のあり方に異議を唱え、師匠とともに落語協会を脱退。その後の一門会を率いた。一門会が約40人の大所帯になったのは、信望を集めたゆえだ。
脳梗塞(こうそく)で倒れたのは平成17年。長く司会を務めていたテレビ番組「笑点」の司会を勇退した。高座復帰を目指して19年2月、国立名人会に臨み、十八番の古典「芝浜」を演じたが、「だめだった。恥はさらせない」と引退宣言。弟子や後輩たちを静かに見守る道を選んだ。
30日、福岡市中央区のホールで初日を迎えた「博多天神落語まつり」では、円楽の襲名が決まっている三遊亭楽太郎さん(59)ら「笑点」メンバー6人が気丈に高座をつとめた。
開演にあたり、観客に「腹の底から笑って、明日のエネルギーにしてください。命がけの高座を楽しみに」と語りかけた楽太郎さん。「(ショックで)何も話すことができない」と報道陣の取材を断った。
楽屋では三遊亭小遊三さん(62)が、ぼそりと「信じられない、としか言えません。落語界にいてくれないと困る人なのに」。
一方、「笑点」の司会を継いだ桂歌丸さん(73)は、横浜市内の自宅で取材に応じた。「落語以外は器用にできない人。その不器用さが『笑点』を面白くした」と語り、「まだまだ教わりたいことがたくさんあった。これからの落語を考えていたのに…」と惜しんだ。
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最終更新:11月2日10時15分



