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神奈川でランニングの新提案、“銭湯ランナー”始動

オリコン 1月31日(金)21時29分配信

 近年すっかり定着したマラソンブーム。手軽に始められる利点もあって、日本のマラソン人口はいまや1000万人以上、その人気は現在も高まっていると言われる。ランナーの数が増えれば、当然そのスタイルも人それぞれに存在するもの。そんななか、神奈川で県内41ヶ所の“銭湯”がランニングのキーステーションとして利用できる『銭湯ランナー』プロジェクトが、2月1日より本格始動する。全国的にも初の試みで、ランニングと銭湯の“新しいカタチ”を提案する。

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 今年で8回目を迎える、国内最大級のマラソンイベント『東京マラソン 2014』の抽選倍率が10.3倍(フルマラソン)におよぶなど、多くの人々が楽しんでいるランニング。通勤前後はもちろん、出張先で楽しむ“出張ラン”や観光スポットを走る“ご当地ラン”など、そのスタイルはここ数年で多様化してきている。

 大塚製薬と神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合との共同プロジェクトとして誕生した今回の試みでは、入湯料を払えば銭湯で着替えをし荷物を預けた後、外出してランニングを楽しむことが可能。もちろん、家風呂では味わえない、開放的な大浴場で汗を流すこともできる。

 また、対象施設の内36施設では、各近隣のマラソンコースを記載したオリジナルのランニングマップを配布。ロンドン五輪出場のマラソンランナー・藤原新選手のトレーナー等を務める白方健一氏が監修したもので、コースも5km、10km、15kmとバリエーションに富んでおり、知らない街でも安心してランニングを楽しめる。さらに、多くの人に『銭湯ランナー』を体験してもらうため、複数の銭湯を巡るとオリジナルグッズが当たるスタンプラリーキャンペーンも実施する。

 「数年前から、銭湯は地域に役立つ健康増進施設への変貌。そして、新しいお客さんの開拓をしなくてはいけないと思っていたんです」と語るのは、公衆浴場業生活衛生同業組合理事長の山崎潤一氏。そんな時、ランナーに役立つ取り組みや情報発信を行っている大塚製薬からの声掛けを受け、理念を共有し発展していけると確信し、同プロジェクトが実現した。「銭湯の新しい一歩を踏み出すことができたと思う。地域のコミュニケーションツールとして体も心も癒せたら」(同氏)と、今後の展開に期待を込める。

 対象の銭湯は、入口の“オレンジ色ののぼり”が目印。この新提案が定着すれば今後、東京などさまざまな地域で“銭湯ランナー”を目にすることになるかもしれない。

最終更新:1月31日(金)21時51分

オリコン

 

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