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オーストラリアのやよい軒 サバ定食が2500円もする理由

THE PAGE 2014年8月13日(水)15時11分配信

定食チェーン「やよい軒」を展開する外食大手プレナス(福岡市)はこのほど、日本食の人気が高いオーストラリアのシドニーに1号店「YAYOI」をオープンした。料金は「サバ塩焼き定食」が約2,500円。親しみやすいはずの定食店が、オーストラリアでどうなってしまったのか。

日本のネット掲示板で「やよい軒シドニー店のメニュー高すぎワロタ」などと騒がれていたので、金曜日の昼下がりに行ってみた。場所は、オーストラリア証券取引所(ASX)に近いシドニー金融街の公園に面した一等地。カモメの舞う緑地が一望できるガラス張りの店内、白木をイメージした高感度なインテリアに、庶民向けの定食店というイメージは全くない。場所柄、ダークスーツに身を包んだ証券・金融マン風の客が多く、繁盛している。そうしたエリート層の週末は、金曜日のランチタイムから始まると言っていい。ほとんどの客は同僚や顧客と昼間からビールやワインを飲み、優雅な時間を楽しんでいる。

オーストラリアの一般的な飲食店のサービスはお世辞にも素晴らしいとは言えないが、同店は接客のプロが日本式のきめ細かい対応をしている。この国の富裕層は、味だけではなく、店内の雰囲気、サービスの質も同等に重視してレストランを評価する。YAYOIはそうした嗜好に合わせ、本家のコンセプトを180度変えた高級和食店だった。

■周辺の高級レストランより安い

メニューは噂の通り、定番の「サバ塩焼き定食」が26豪ドル(約2,500円)。隣のテーブルのオーストラリア人は、日本のプレミアムビールを飲みながら、箸を上手に使って「和牛すき焼き定食」(33豪ドル=約3,200円)を食べている。記者は「前菜4食盛り」(13豪ドル=約1,300円)と「あさり味噌汁」(6.5豪ドル=約630円)、日本産米を使用しているという「ご飯」(3.5豪ドル=約340円)、同行の上司は「なす味噌とサバ塩焼き定食」(26豪ドル=約2,500円)をそれぞれ注文する。

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最終更新:2月22日(月)2時42分

THE PAGE