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LGBTどう教える? 学校にはびこる偏見「見過ごさないで」

BuzzFeed Japan 2月28日(日)9時0分配信

レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスセクシャルの頭文字をとった「LGBT」という言葉が注目を集めている。日本人の13人に1人は性的マイノリティだという研究も発表された。「日本中のすべての教室にいてもおかしくない存在」について、教室でどう伝えていくのか。模索が始まっている。

教えるべきは「性の多様性」

東京弁護士会は2月23日、性的マイノリティに関する教育について公開勉強会を開いた。教師や法律家、そして当事者ら約70人が集まった。

講師となった埼玉大学准教授の渡辺大輔さんは、参加者にこう問いかけた。

「トラック運転手のパートナーが、休日ぐらいしか家事・育児を手伝ってくれず困っています。こんな保育士からの相談に、どんなアドバイスをしますか?」

この質問を聞いて、トラック運転手が男性、保育士が女性であると想像したとしたら、それは「ジェンダーバイアス」だと渡辺さんは指摘する。「性に関する固定観念や偏見」を意味する言葉だ。

渡辺さんは学校で性的マイノリティについて教える際、「LGBTや同性愛をテーマにするのではなく、『性の多様性』について考える内容にしてほしい」と強調する。

「黒板に大きく『同性愛』『性同一性障害』などと書かれると、当事者が不安になります。多数派が少数派について語るのではなく、みんなで性の多様性を語る必要があります」

男、女だけではない24の「性」

性の多様性とは何か。

心の性別(性自認)を「男性・女性・それ以外」の3つ。体の性別を「男性型・女性型」の2つ。性的指向を「男性・女性・両方・なし」の4つに、ざっくり分けると、それだけで24に分類できてしまう。

「女性だけが恋愛対象の男性」と「男性だけが恋愛対象の女性」は、そのうちのたった2つでしかない。

しかし、学校生活は、性別といえば男と女だけ、恋愛といえば男女交際だけという、固定観念と偏見に満ちている。

渡辺さんは次のような例をあげた。男女別のトイレ、更衣室、制服、健康診断、持ち物の色、名簿、生徒手帳、席順、保健体育、生徒指導、家庭科、道徳の教科書……。

例えば、ある中学校の道徳教科書には「好きな異性がいるのは自然なこと」と書いてある。勉強会の参加者たちは「恋愛対象が異性とは限らない」「好きな異性でなく、好きな相手と書けばいいのでは」などと議論した。

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最終更新:2月28日(日)20時45分

BuzzFeed Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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