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世界最長記録を超えた韓国野党のフィリバスター

ハンギョレ新聞 2月29日(月)12時5分配信

20人以上の議員たちが参加し7日目を迎える チョン・チョンレ議員、11時間39分の記録更新

 テロ防止法の本会議処理に反対するためのフィリバスター(無制限の討論)が28日までに続き、100時間を突破するなど、韓国議会史に記録を残している。海外メディアは「韓国のフィリバスターが世界歴史上、最も長い記録となった」と評価した。

 23日午後7時06分、キム・グァンジン議員から始まったフィリバスターは、「共に民主党」のチン・ソンミ議員が発言を継いだ27日夜11時06分に100時間を突破した。フィリバスター政局を主導した「共に民主党」のイ・ジョンゴル院内代表は声明を出し、「セヌリ党のテロ防止法に対するフィリバスターは、テロ防止法の毒素条項を除去するための『デトックス・フィリバスター』とした上で「討論が中心になる議会民主主義の真髄を自覚させている」と自評した。

 「共に民主党」のチョン・チョンレ議員は、27日午前4時41分から午後4時20分まで、11時間39分間討論を続け、24日に同党のウン・スミ議員が出した10時間18分の記録を塗り替えた。28日は「共に民主党」のチェ・ギュソン、オ・ジェセ、パク・ヒェジャ、イ・ハクヨン議員や、国民の党のクォン・ウンヒ議員などもフィリバスターを継ぎ、20人以上の議員が無制限の討論に参加した。

 1時間30分~2時間ずつ交互で会議を進行した鄭義和(チョンウィファ)議長、チョン・ガプユン、イ・ソクヒョン副議長は、体力の限界を訴え、27日、史上初めて国会常任委員長に本会議議事進行権を渡した。鄭義和議長は27日午前9時頃、環境・労働委員長の「共に民主党」のキム・ヨンジュ議員に議事棒を渡しており、キム・チュンジン保健福祉委員長も同日の本会議の司会者として議長席に上がった。27日午後からフィリバスターを生中継する「国会放送」は、「共に民主党」のキム・ヨンイク議員などの要求に応じ、手話通訳者を配置して手話放送サービスを開始した。

 AP通信などは、「韓国のフィリバスターが世界の歴史上最も長い記録の一つ(one of the longest)となった」と報じた。

イ・スンジュン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:2月29日(月)12時5分

ハンギョレ新聞