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名古屋・小倉監督が語る理想と現実「新米監督の僕には…」

ゲキサカ 3月13日(日)7時40分配信

[3.12 J1第1ステージ第3節 川崎F3-2名古屋 等々力]

 名古屋グランパスが小倉体制初黒星を喫した。開幕戦で磐田を1-0で下し、初陣を白星で飾った小倉隆史監督だが、前節・広島戦は1-1のドロー。そしてこの日、川崎Fに2-3で敗れ、就任3試合目で初の敗戦を喫した。

「率直に悔しい。寄せの甘さ、球際の甘さが川崎との差かなと思う。ここぞというときに体を張れる、寄せ切れる勝負強さを付けていかないと、リーグ戦で勝ち続けるのは難しいのかなと思った」

 199cmの長身FWシモビッチの高さ、FW永井謙佑のスピードを生かした攻撃はシンプルでありながら相手の脅威にもなった。川崎Fに押し込まれながらも、時折繰り出すカウンターは有効だった。「チーム全体でカウンターに関わっていく推進力は、以前よりも出せるようになってきたと思う」。小倉監督も手応えを口にする。

 とはいうものの、「カウンターと高さ」ばかりが強調されることは不本意でもあるようだ。「攻撃の形としてはもっともっと自分の中にあるが、それを出し切れない現状がある」と語る指揮官は「(就任から)2か月ちょっとですべてを形にする力は僕にはない」と率直に認める。

「新米監督の僕には2か月ちょっとでは(時間が)足りない。そこは選手にも迷惑をかけている」。チームはまだまだ完成途上。理想は理想として目指しつつも、目先の勝ち点を拾っていくための現実的な戦いも必要になる。再建を託された新人監督はそのバランスに苦心している。

最終更新:3月13日(日)7時40分

ゲキサカ