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オーバーヘッド弾で評価一変!岡崎がこじ開けた日本人FWプレミア行きへの扉

東スポWeb 3月18日(金)6時0分配信

 イングランド・プレミアリーグで首位を快走するレスターをけん引するFW岡崎慎司(29)の活躍が思わぬ効果を生み出した。14日のニューカッスル戦でオーバーヘッド弾を決めた岡崎の評価は現地で驚きとともに急上昇。脚光を浴びなかった日本人FWが再評価されるきっかけにもなりそうだ。

 英国だけではなく欧州全土に衝撃をもたらした岡崎の一撃。辛口で知られる英メディアがこぞって一面やトップニュースで扱うなど、奇跡の優勝へ爆走するレスターの象徴的存在として一躍脚光を浴びている。評価もうなぎ上りで、あるFIFA公認代理人は「あれだけ献身的に動ける選手はプレミアでも評価される。バーディーのブレークも岡崎の存在があったからという指摘もある」と評価のポイントを説明している。

 各国からスター選手が集うプレミアリーグでは、日本代表の1トップを担う岡崎でも身体能力や技術面では見劣りする。だがそれを補って余りある豊富な運動量、守備への貢献、味方を生かすオフザボールの動きはチームの大きな力になる。同僚のFWジェイミー・バーディー(29)が今季19ゴールで得点王を争う活躍を見せているが、エースストライカーの“相棒″として岡崎もまた評価を高めているのだ。

「そういう意味では、日本には岡崎のような働きができるタイプのFWが他にもいる。そういうところにもスポットライトが当たるかもしれない」(同代理人)

 攻撃的選手でプレミアで成功した日本人は、マンチェスター・ユナイテッドで1年目に6得点を挙げたMF香川真司(27=ドルトムント)くらい。その香川にしても2年目以降は壁にぶつかり評価を落とした。日本人選手全体が“失格″の烙印が押されかけていたが、岡崎が与えたインパクトのおかげで再び日本人選手にプレミアへの扉が開かれそうな気配だ。

 必要なのは献身性と勤勉さ。すでにチェルシーやマンUから高い評価を受けているFW武藤嘉紀(23=マインツ)はもちろん、FW原口元気(24=ヘルタ)、FW南野拓実(21=ザルツブルク)、FW久保裕也(22=ヤングボーイズ)、さらに国内組でもロンドン五輪で大活躍した快足FW永井謙佑(27=名古屋)らがその対象となりそうだ。サッカーの母国で吹き始めた“オカザキ旋風″は、日本サッカー界に大きな恩恵をもたらしつつある。

最終更新:3月18日(金)7時7分

東スポWeb