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【日本代表メンバー発表】ハリル新構想は「脱・香川」

東スポWeb 3月18日(金)16時3分配信

 日本サッカー協会は17日、ロシアW杯アジア2次予選アフガニスタン戦(24日)とシリア戦(29日、ともに埼玉)に臨む日本代表メンバー24人を発表した。FWハーフナー・マイク(28=デンハーグ)がハリルジャパン初招集を果たした一方で、窮地に追い込まれているのがMF香川真司(27=ドルトムント)だ。指揮官は異例のレギュラー白紙まで言及し“ポスト香川″探しに着手する。

 香川は今年に入って大不振に陥り、1月末のリーグ戦再開後はノーゴールが続いた。13日のドイツ1部リーグ・マインツ戦でようやく公式戦17試合ぶりの得点を挙げたが、トーマス・トゥヘル監督(42)の評価は依然として低いままだ。

 クラブで崖っ縁に立たされるなか、代表でも大ピンチだ。バヒド・ハリルホジッチ監督(63)は要となるトップ下で起用し続けてきた香川に関して「残念ながら、向こうではまだ(レギュラーを)奪えていない。そして、A代表でも奪えるかまだ分からない」と白紙を強調。これまで大黒柱に据えてきた背番号10への信頼が大きく揺らいでいるのだ。

 実際、今回は“脱香川”を想定してメンバーを選出。右足第5中足骨の骨折から復帰したばかりの清武弘嗣(26=ハノーバー)を「私にとっては早い復帰だった。ケガをしていたので、かなり考えてこの決断をした」と強行招集。どうしてもトップ下で起用したいためで「真司と競争しないといけない。我々を助けてくれるプレーがある。パス、FK、最後の30メートルでかなりパフォーマンスが高い」とチーム合流が1日遅れる香川に代わり、アフガニスタン戦の先発起用が濃厚だ。

 さらに指揮官は“第3の男″まで指名。「原口(元気=24、ヘルタ)は真ん中でもできる。今、現地(ドイツ)でやっている役割とは違うものを求めようと。彼は中盤でもできる」とFWからMF登録に変えてトップ下候補と明言した。これまでトップ下は2人の争いだったが、香川を諦める選択肢も想定して新たな可能性を探る構えだ。

 実際にハリルホジッチ監督からは新構想まで飛び出した。「これまでとは違ったやり方をトライしたい。9月からはできるだけ良いチームでスタートしたい。最もパフォーマンスの良いオーガナイズ(組織)を9月から見せないといけない。そのための準備が今回に含まれている」

 9月からはW杯最終予選がスタート。これまでのように楽な相手は皆無で厳しい戦いが待ち受けている。いつまでも香川に固執している余裕はなく、今後の香川外しも見据えてチームを作り上げていくが、尻に火がついた10番は意地を見せられるか。

最終更新:3月18日(金)16時25分

東スポWeb

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