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綾瀬はるか、1日200回の腕立てで肉体改造 激しいアクションにかける思い

クランクイン! 3月19日(土)7時20分配信

 NHK放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』で主演を務める綾瀬はるか。本作は3年間をかけ、全22回放送というスケールの大きなドラマとして話題になっている。しかも綾瀬演じるバルサは短槍使いの凄腕女用心棒という役。当然、激しいアクションシーンが満載で、これまでの綾瀬のイメージを大きく覆す。「アクションをやりたかった」と力強く語った綾瀬に本作にかける思いを聞いた。

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 一つの役を3年間に渡って演じるという経験はなかなか味わえるものではない。しかも撮影はシーズンごとに間が空き、常に役柄に触れているわけではない。そんな特殊な状況に綾瀬は「決まったのは20代ですが、30代になったいま、その3年間を同じ役に捧げるというのが、精神的にも肉体的にもどういうことなんだろうと思いました」と率直な感想を述べる。

 激しいアクションがあることは了承済み。「中途半端になるのは嫌だった」とクランクイン前には「肉体改造」にも挑んだという。「肉体改造って言うと大げさなのですが、槍を持って動くシーンなどが多く、身体の芯がしっかりしていないとヨロヨロしてしまうんです。なので腹筋は30回5セット、腕立て伏せは200回ぐらい日常的にやっていました」と準備万端で臨んだことを明かす。

 しかし「シーズン1の撮影は終わっているのですが、思っていたよりハードでした。家に帰って足に青あざが10個ぐらいあったときにはびっくりしました。スカート履けないなって(笑)。もうすぐシーズン2の撮影に入るのですが、ちゃんと体を鍛えていかないとって改めて実感しました」と自身のイメージよりも厳しかった現場を振り返る。

 バルサは男勝りの用心棒で、これまで綾瀬が演じてきたフェミニンな印象とは大きく異なる役柄だ。「言葉尻や声のトーン、歩き方など女性的になっていないか気を付けました。バルサの持つ荒々しさは意識して、一つ一つ考えながら丁寧に演じました」。そんな綾瀬の思惑通り、画面に登場するバルサは精力的で躍動感が感じられるキャラクターに仕上がっている。


 学生時代はバスケットボール部や陸上部に所属しており、身体を動かすことの下地はできているという。「小さい頃からおてんばで、森の中や田んぼを走り回っていたんです。部活の経験もアクションに生きていますね。もともと足腰は筋肉質なんです。だからアクションチームの人たちと一緒に過ごす時間は部活みたいなノリで面白かったです」と体力的には過酷だった撮影も、精神的には充実していたと明かす。

 綾瀬は大河ドラマ『八重の桜』で長丁場の撮影の経験があるが「長い間一つの役に取り組むことができたという意味では『八重の桜』を経験したことで度胸がつきました。この作品でも大河のスタッフさんがいたりして心強かったです。新しい作品に臨むといつも初心に戻るのですが、『精霊の守り人』でも得るものがあると思います」とまだまだ続く撮影に思いを馳せていた。

 「スタッフの描いたバルサになりたい」という思いがハードな撮影を乗り切る原動力になっているという綾瀬。原作者の上橋菜穂子からの「アクションがすごいので頑張ってください」という言葉を胸に撮影に臨んだシーズン1について「映像や音楽を含めたすごい世界観に引き込まれるワクワクドキドキの作品です」と見どころを語った。(取材・文・写真:磯部正和)

 NHK放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』シーズン1は総合テレビにて3月19日(土)21時より放送開始(4週連続)。

最終更新:3月19日(土)7時20分

クランクイン!

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