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若者の米離れ顕著 「1カ月食べず」20代男性2割 農水省調査

日本農業新聞 3月28日(月)12時30分配信

 月に一度も米を食べていない人が20代男性の2割に上ることが、農水省の食生活実態調査で分かった。男女を通じて若い世代ほど米を食べていない。食生活の多様化が背景にあり、米の消費減少を裏付ける調査結果になった。

 和食文化が日常生活で実践されているかを調べるため、農水省が委託して昨年10月、全国の20~69歳の男女を対象にインターネットで調査した。有効回答数は約1万人。

 最近1カ月間の食生活を聞いたところ、「米を食べる」と回答した人は全体の93%。残りの7%は月に一度も米を食べていないということになる。女性(5%)より男性(9%)の方が食べない人が多く、どの世代でもその傾向が見られた。特に若い男性の米離れが深刻で、20代(18%)、30代(11%)が多かった。女性も若い人ほどその傾向が強い。ただ、男女とも3割が「今後増やしていきたい」との意向を示している。

 和食の基礎となるだしを自分で取る人は28%にとどまり、顆粒(かりゅう)や液体のだしを使う人より18ポイント低い。料理の習慣も、男性の中で全く料理をしない人は3割に上る。和食文化が生活の中で薄れつつあることが浮き彫りになった。

 食材を買う場所も多様化している。主に購入する場所はスーパーが最も多いが、コンビニエンスストアも20~40代の男性の約半数が回答した。ドラッグストアも20、30代女性の3割が回答した。

 農水省は今月、この調査結果など日本人の食生活の実態を明らかにした報告書をまとめた。報告書には自身の食生活を振り返り、和食文化の大切さを知ってもらうためのチェックシートも載せ、和食文化を継承するための方法も紹介している。

日本農業新聞

最終更新:3月28日(月)12時30分

日本農業新聞