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17か所に点在したバス発着場を集約 「バスタ新宿」の利便性は?

THE PAGE 5月7日(土)16時10分配信

 JR新宿駅周辺に点在する高速バスの発着場と同駅南口付近のタクシー発着場を集約した新宿南口交通ターミナル(愛称・バスタ新宿)が4月4日にオープンした。それから1か月。南口付近から南を眺めれば、否応なしに目に入ってくる同ターミナルは存在感たっぷり。果たして利用者の期待に応えられているのだろうか。

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300都市を結ぶ日本最大のバス発着拠点に

 「バスタ新宿」。正式名称「新宿南口交通ターミナル」は、今年4月4日に開業した。新宿駅付近に点在していた計17か所のバス発着場を集約する予定。4月末現在で集結済みのバス発着場は14か所で、残る3か所も順次移転し、今夏以降 は高速路線バスの発着便数が1日最大で1625便、乗り入れるバス運行事業者が118社となり、北は青森県から、西は愛媛県や福岡県など、全国の39都府県300都市を結ぶ日本最大のバス発着拠点となる。

 2階は歩行者エリアとJR新宿駅の施設があり、同駅から利用する場合、一度も外に出ることなくバス・タクシーの発着場にアクセスできる。3階には、タクシー発着場とバス降り場、それと都内および全国の観光情報を英語・中国語・韓国語で提供可能な東京観光情報センターがあり、4階には、15のバス乗り場とチケット売り場、待合スペースがある。

 バスタ新宿は、JR新宿駅南口前を走行する国道20号新宿跨線橋の架け替え事業などの整備とともに進められてきた。ターミナル整備の目的の一つは、バス利用における不便さの改善。新宿は、都内でも最大の高速路線バスの発着拠点となっているが、発着場は新宿駅周辺に 分散していた。このため、初めて利用する人にとっては、乗り場を見つけるのに一苦労する場合もあったほか、新宿駅から少し離れたところに発着場を設置するバス会社もあるなど利便性に差があった。

 もう一つの目的は、国道20号の混雑緩和。従来、新宿跨線橋の上りと下り車線にはタクシー発着場があったため、客待ちのタクシーが作る列や乗降時の車線変更などが混雑の原因となったり、時には接触事故が発生する場合もあった。これら課題を克服するため、バスとタクシーの発着場を1か所に集約する同ターミナルの建設が2006(平成18)年に始まった。

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最終更新:5月9日(月)12時44分

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