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八田与一技師の墓前祭 参加者ら農業への貢献に感謝/台湾

中央社フォーカス台湾 5月9日(月)14時59分配信

(台北 9日 中央社)烏山頭ダム風景区(台南市)で8日、同ダムと灌漑施設、嘉南大シュウの建設に貢献した日本人技師、八田与一氏の逝去74周年を記念する墓前祭が行われ、大勢の人々が農業への貢献に感謝し、同氏への思いを馳せた。(シュウ=土へんに川)

墓石や銅像の周りには色とりどりの花が飾られ、祭壇にはパイナップルやスイカ、リュウガンなどの果物が供えられたほか、雅楽演奏家の東儀秀樹氏の演奏や台湾と日本双方の僧侶による読経も行われた。

嘉南農田水利会の楊明風会長は、完成から80年以上が経過した烏山頭ダムの永続的な利用に向けて努力を続けると強調。頼清徳台南市長は、ダムの水は畑だけでなく人々の心を潤し、日台双方の感情に好影響を与えていると語った。

墓前祭には石川県金沢市の細田大造副市長、日本の対台湾窓口機関・交流協会高雄事務所の中郡錦藏所長らも出席。与一氏の孫、修一氏は「ありがたい」と語り、今後も継続して墓前祭に参加する考えを示した。

(齊藤啓介)

最終更新:5月9日(月)14時59分

中央社フォーカス台湾