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お友だちを噛みついたりたたいたりするときは…「スイッチ」を見つけ出そう!

ベネッセ 教育情報サイト 5月9日(月)10時0分配信

人に噛みついてしまう、手でたたいてしまう…。小さなお子さまには珍しくないことかもしれませんが、ママ・パパとしてはとても困ってしまうもの。いくら小さな子どもとはいえ危険な行為ですし、できるだけ早く落ち着いてほしいと考えるでしょう。「やめなさい」と言うだけで行為がおさまらない。そんなとき、保護者としてどのように対応すればいいのでしょうか。

決して「噛む子、たたく子=悪い子、育てにくい子」ではない

お友だちの中には、噛むこともたたくこともないという子もたくさんいるかもしれません。そういったお友だちとわが子を比較してつい気持ちが暗くなり、「うちの子は育てにくい子なんだ」と思い込んでしまう保護者のかたも多いようです。保護者からの愛情不足のように指摘され、悲しい思いをしているかたもいます。

まずその考え方はやめましょう。「噛む子、たたく子=悪い子、育てにくい子」と考えるのは間違いです。感情がきちんと見える形になってあらわれているというのは、決して悪いことではありません。気持ちを内側にこもらせて外に出せず、あとになって悪い形で出てしまうこともあるのです。今、噛む、たたくという動作があるということは、それだけ自分の気持ちを素直に表現できているということ。自分の子どもなりの感情表現なのだと考えましょう。

その行動につながる「スイッチ」を見つけ出す

しかし、感情をぶつける行為が他人を傷つけるかもしれないという点は、少しずつ変えていかなければなりません。まずは噛みつく、たたくという行為に至るきっかけとなる「スイッチ」が何かを探り出しましょう。「うちの子は、なんでもかんでも噛みつくし、たたく」と思っているかもしれませんが、必ずその行動につながることがあるはずなのです。

そのスイッチとも言うべき事柄を見つけ出すことができれば、噛むかもしれない、たたくかもしれない、という心の準備ができます。お友だちがいる場合には、噛みつきやたたく行為を防ぐこともできるでしょう。過去のパターンを考えたり、これからの行動をしっかり観察して考えてみてください。お世話をお願いしているおじいさん、おばあさんなどにも、「どんなときに噛んだりたたいたりすると思う?」と細かく聞いてみましょう。

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最終更新:5月9日(月)10時0分

ベネッセ 教育情報サイト