ここから本文です

野菜“麺”女性が注目 家庭で簡単調理 食品大手が商品化

日本農業新聞 5月9日(月)12時30分配信

野菜“麺”女性が注目 食品大手商品化 家庭で簡単調理

 薄く切ったズッキーニやキュウリなどを麺のように食べる「ベジヌードル」「ベジパスタ」が、野菜の新しい消費スタイルとして注目されている。麺を食べる感覚で、カロリーを抑え、野菜もたくさん取れる――と、健康志向の高い女性が関心を示す。大手食品メーカーは自社の総菜店で販売を開始。家庭で簡単にベジヌードルが作れる専用のカッターは、欠品するほどの人気だ。料理サイトでも特集が組まれるなど、これから夏に向け冷製パスタやそうめんに並ぶ、新たな“主食”になりそうだ。

 カゴメ(名古屋市)が4月、東京・渋谷に期間限定でオープンした総菜店は、ベジヌードルを看板商品にする。ズッキーニを中心に水菜やアスパラガスを使った「グリーン」と、ニンジンやトマト、パクチーを使った「オレンジ」の2種をそろえた。

 見た目はパスタそのもの。容器に入ったベジヌードルをフォークや箸で巻き取る食べ方も一緒だ。口に入れると、麺のような弾力はなく、“シャキシャキ”とした野菜の歯応えがある。

 価格はそれぞれ420円と一般的なカットサラダと比べ割高。それでも「彩りが華やか」「野菜を楽しく食べられる」と、20~40代の女性が多く購入するという。同社は「新たな野菜の楽しみ方として関心は高い」と期待する。

 ブームの兆しは既に現れている。もとは米国で美を意識する女性の間で大流行。日本国内で人気に火をつけたのが、自宅で簡単に調理ができるという専用器具の開発だ。

 先行する米国の調理器具メーカーOXO(オクソー)は、昨年10月から専用カッターの販売を日本で開始。2400円(税別)と高価ながら、販売代理店での欠品が相次ぐ。同社は「インスタグラムなど画像共有アプリへの投稿が多く、おしゃれな食べ物として認識された」と話す。

 日本最大の料理レシピサイト「クックパッド」には、ズッキーニやダイコン、ニンジンを麺に使ったアレンジレシピの投稿が今年に入り相次ぐ。同社は「ダイエット中の人の心もおなかも満たされる」と、女性を中心とした根強いダイエット志向を人気の要因に上げる。

 3月には同サイト内で「ベジパスタ」を「トレンド情報」に取り上げた。「オリーブオイルのソースでパスタのように食べるだけでなく、夏場には冷たいサラダもできる。今後もレシピの露出は増えるだろう」とみる。

日本農業新聞

最終更新:5月10日(火)14時53分

日本農業新聞

いかにして巨大イカを見つけたか
人類は水中撮影を始めたときから巨大イカ(ダイオウイカ)を探し求めてきました。しかしその深海の怪物を見つけることは難しく、今まで撮影に成功したことはありませんでした。海洋学者であり発明家でもあるエディス・ウィダーは、ダイオウイカの初の撮影を可能にした知見とチームワークについて語ります。