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昨季MVP打者が「0打数7出塁」のMLB記録 1試合6四球も最多タイ記録に

Full-Count 5月9日(月)11時34分配信

ナショナルズ主砲が1試合で2つの珍記録、ハーパー「向こうには向こうの作戦がある」

 ナショナルズのブライス・ハーパー外野手が8日(日本時間9日)に敵地で行われたカブス戦で珍記録を打ち立てた。

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 延長13回の末に3-4で敗れてしまったこの試合で、ハーパーは7度打席に立ち、7度出塁したが、いずれも四死球による出塁で、記録上の成績は0打数6四球1死球。ESPN電子版によれば、公式記録として0打数7出塁はメジャー記録だという。また1試合6四球も、1999年ジェフ・バグウェルに並ぶメジャー最多タイ記録となった。

 ナショナルズにとっては同一カード4連敗を阻止するためにハーパーの活躍が必須だったが、カブスの作戦に屈した。初回の第1打席にストレートの四球で出塁すると、3回の第2打席も四球、4回には敬遠で満塁策を取られ、6回の第4打席にはデッドボールを当てられた。8回の第5打席は再び四球で、延長突入後の10回第6打席、12回第7打席はいずれも敬遠された。

カブス一塁手も「話題に尽きた」

 ESPNによると、今回のカブス4連戦では合計13四球とまったく勝負してもらえなかったハーパーは「向こうには向こうの作戦がある。残念ながら、それがうまくはまったね」と大人な発言で対応。

 一方、ハーパーとの勝負を回避して連勝を7に延ばしたカブスのマドン監督は「最近はそこまで調子がよくなかったようだが、好調にはさせたくない打者。以前、彼には痛い目に遭わされた。今日はやるべきことをやったまで。それがうまくいったという話」と緻密な作戦が奏功したことを喜んだという。

 たいがい出塁した打者は相手の一塁手と軽く言葉を交わすもの。「SI.com」によれば、カブス一塁手のリゾは試合後に「正直、話題に尽きたね。人生、野球、その他もろもろについて語り合ったよ」と笑ったとか。昨季MVP、本塁打王など数々のタイトルを獲得した23歳のハーパー。強打者は話術の達人になる必要もありそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月9日(月)16時49分

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