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“ダブルスリー”でも十分難関!? スラッガーたちが挑む「3割・30発」というハードル

ベースボールキング 5月9日(月)10時0分配信

好スタートを切ったスラッガーたち

 4月後半から西武・メヒアの勢いが止まらない。

 4月24日の楽天戦では3打席連続本塁打を記録。5月4日のオリックス戦での2打席連続弾も含め、ホームランダービーを独走。量産体制に入ってから、その勢いは留まるところを知らない。

 加えて昨年までと違うのが、「打率が伴っている」というところだろう。ここまでは打率も3割以上をマークし、打撃成績の上位に名を連ねている。

 一方でセ・リーグを見ると、リーディングヒッターを争う広島のエルドレッドとヤクルト・山田哲人が本塁打数でも10本を越え。こちらも長打率は7割前後を保つなど、好スタートを切った。

 山田に至っては盗塁のペースも順調で、まだまだ時期尚早ではあるが、2年連続のトリプルスリーも十分期待できる。

“トリプルスリー”の難しさ...

 
 山田哲人とソフトバンクの柳田悠岐が昨シーズン同時に達成したことで一躍話題になった“トリプルスリー”。打率3割・本塁打30本・盗塁30を同一シーズンで達成するというものであるが、80年の歴史を誇るプロ野球界でもわずか10人しかいないという大記録だ。

 色々な考え方はあるだろうが、“トリプルスリー”が難しいとされる一番の要因は、「長打力」と「走力」の両立だろう。

 シーズン30発を打てるようなパワーを持った選手というと、やはり体も大きいパワー型の選手が多くなり、走るという能力に関しては期待できない場合が多い。

 逆もまた然りで、シーズン30個の盗塁を決めることができる選手といえば、邪魔な筋肉を削ぎ落としたスリムなイメージ。また、盗塁をする機会を増やすには長打よりも単打のほうが都合がいいため、端から長打を捨てた打撃スタイルになりがち、ということもある。

打撃に特化した“ダブルスリー”なら...?

 では、打撃力だけをピックアップした「3割・30本」だとどうなるのだろうか。30盗塁は期待できないメヒアも、エルドレッドも、このままいけば達成できそうな数字である。

 過去5年間の打撃成績から「3割・30本」の達成者を見ていこう。まず2011年は、いわゆる“違反球”の影響がモロにでたシーズン。セ・パともに30本以上打った選手は、本塁打王に輝いた中村剛也(西武/48本)とバレンティン(ヤクルト/31本)の2人だけ。ともに打率は3割を下回り、「3割・30本」には届かなかった。

 2012年も、パ・リーグでは30本塁打以上が1人も出なかったというシーズン。2年連続で本塁打王を獲得した西武・中村でも27本止まりだった。ちなみに打率は.231である。一方のセ・リーグも、バレンティンが31本塁打を放ったが、規定打席に到達しなかった。

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最終更新:5月9日(月)10時0分

ベースボールキング

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