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熊本地震 農水被害 1085億円超す

日本農業新聞 5月10日(火)7時0分配信

 農水省は9日、熊本地震による農林水産業関係の被害状況(同日午前10時現在)を発表した。被害は熊本県を中心に九州7県で確認され、被害額は1085億6000万円に上った。全容把握には至っておらず、被害額は今後増加する可能性がある。

 各県からの報告をもとにまとめたもので、同省が被害額を発表するのは初めて。ため池や水路、道路といった農業用施設などの損壊は3158カ所と九州全域に広がっていて、被害額は401億7000万円に上る。また農地の損壊は3035カ所(被害額88億2000万円)となっている。

 農作物等の被害は、熊本や大分で、選果場など共同利用施設で外壁や選果ラインの損壊などが185カ所(被害額142億9000万円)、畜舎等の損壊が1163件(被害額127億6000万円)に達した。農作物の損傷(195ヘクタール)や家畜の斃死(へいし)等(54万1330頭羽)などを含めると合計で286億6000万円に上った。

 また林地の荒廃が熊本県を中心に381カ所(被害額256億5000万円)で発生し、林野関係の被害額は総額で289億1000万円となった。

日本農業新聞

最終更新:5月10日(火)7時0分

日本農業新聞