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サッカー サンパウロ州選手権=サントスが22度目の優勝=敗れた伏兵アウダックスにも賞賛

ニッケイ新聞 5月10日(火)20時43分配信

パルメイラス、サンパウロ、コリンチャンスを次々撃破のアウダックスも決勝で力尽きる

 サッカー・サンパウロ州選手権決勝第2戦が8日、サントス市で行われ、8年連続決勝進出のサントスが新鋭のグレミオ・オザスコ・アウダックス(以下アウダックス)を1対0で破り、第1戦との合計スコアを2対1とし、22回目の優勝を果たした。

 試合は全国レベルでは4部のアウダックスが前半から支配した。サントスは1日の決勝第1戦で足首を負傷したエースでセレソンのMFルーカス・リマを強行出場させたが、怪我が悪化し、25分で退いた。その後もアウダックスの攻勢が続き、一時はボール支配率が8割に達する程だったが、サントスはセレソンのFWリカルド・オリヴェイラ1人を前線に残して守備を固めた上、前半終了間際にリカルド・オリヴェイラが好機をものにして先制した。

 伝統も資金力も圧倒的に下回るアウダックスの攻勢は後半も続いたが、シュートは2度ゴールポストに阻まれた。また、サントスもカウンターからの得点が誤審により取り消された。
 
 試合はそのまま1対0で終了し、サントスが貫禄を見せつけた格好となったが、敗れたアウダックスにもその積極性に賞賛の声が集った。
 
 8日は、サンパウロ州以外にも各州選手権の決勝が行われ、リオ州はヴァスコ・ダ・ガマ、リオ・グランデ・ド・スル州はインテル、ミナス・ジェライス州はアメリカ・ミネイロ、パラナ州はアトレチコ・パラナエンセが優勝した。
 
 ブラジルサッカー界は今週末より全国選手権が開幕し、12月初頭まで全国各地で激しい戦いが繰り広げられる。

試合当日は母の日で、サントスの選手のユニフォームには母親の名前が

 サンパウロ州選手権決勝の行われた8日は母の日で、サントスFCの選手達はユニフォームの背中の部分に母親の名前を付けてプレーした。決勝点を挙げたリカルド・オリヴェイラの背中にも、既に他界した母のオジーリアの名が刻まれており、「母の名が刻まれたユニフォームを着て、決勝点を挙げる事ができて幸せだ」と語った。

井戸 規光生

最終更新:5月10日(火)20時43分

ニッケイ新聞

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