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<改良区不明金>監督の千葉県、巨額流用把握できず 検査で「おおむね適正」

千葉日報オンライン 5月10日(火)12時42分配信

 千葉県干潟土地改良区(旭市鎌数)で巨額の使途不明金が判明し、男性事務局長が約15年前からの使い込みを認めたとされる問題で、同改良区の設立を認可し監督する県は9日、土地改良法に基づく2012年の検査では、会計上の目立った問題点は見つかっていなかったと明らかにした。同改良区から「事務局長による横領があった」との報告を受けた県は、事実関係の全体像把握を進める。

 県農地・農村振興課などによると、土地改良区に対しては、県か国が3年ごとを目安に事業内容や会計処理について定期的な検査をする。干潟土地改良区は12年12月に県が検査、帳簿類も確認し「おおむね適正」との結果だった。09年(国実施)と06年(県実施)の検査でも目立った問題点の指摘はなかったという。

 今年も同検査を実施予定だったが、4月29日~今月6日にかけて同改良区から「事務局長の横領が発覚した。弁護士と相談して詳しく調査し、あらためて早急に県に報告する」との連絡があったという。

 県は、関係者からの聞き取りを進めるとともに、同改良区の詳細な報告を踏まえて対応を検討する方針。

最終更新:5月10日(火)12時57分

千葉日報オンライン