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【GIFアニメ美術館】GIFで堪能“デジタル時代の浮世絵“

SENSORS 5月10日(火)17時0分配信

毎月5万作品が投稿されるGIFアニメコミュニティ「GIFMAGAZINE」を運営する大野謙介氏をGIFアニメキュレーターとしてお招きし、GIFアニメ人気作家を『GIFアニメ美術館』連載として紹介していく。GIFアニメ人気の理由は『SNSコミュニケーションを楽しくする「GIFアニメ」人気の理由を探る』を参照いただきたい。

【今回のGIFアニメ作家】動く浮世絵 - 瀬川三十七

GIFMAGAZINEの大野謙介です。スマートフォンの普及をきっかけに再び注目を集めるGIFアニメ。そんなGIFアニメの作家・作品を紹介する『GIFアニメ美術館』。第1回目は、浮世絵をモチーフとし、日本国内だけではなく、海外でも人気のGIF作家をご紹介します。
浮世絵は、江戸時代に確立された絵画のジャンルです。葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵師の名はみなさんもご存知だと思います。浮世とは「現代風」という意味です。当時でいう現代風な生活や、文化感覚を版画により閉じ込めたフォーマットと言えます。今回ご紹介する作品は「動く浮世絵」。瀬川三十七さんの作品です。
浮世絵が江戸時代の「現代」を表したものならば、動く浮世絵はまさに現在の浮世、デジタル時代だからこそ表現できるGIFアニメーションです。その対比を深く味わいながらぜひご覧ください。

【作品1】
歌川広重「東海道五十三次 袋井」「東海道五十三次 二川」をベースとした作品です。座ってしばし休息する人、素朴な風景が広がる中を颯爽と走るセグウェイ娘、江戸時代は実はこうだったのかもしれませんね。

【作品2】
多くの方がご覧になったことがあるであろう、東洲斎写楽「三世大谷鬼次の奴江戸兵衛」をベースとした作品です。ループする面白さが生きている素敵なタライ芸です。

【作品3】
自然とEDMが聞こえてくるGIF作品です。テーマだけでなく、光のゆらぎやリズムの心地よさ、GIFのループが生かされた素晴らしい作品です。

【作品4】
私、大野が個人的にとても大好きな作品です。GIFのループやリズムの良さだけでなく、ディスプレイに移る船の画面が二重、三重になる部分や、大名のチョイスなど、見れば見るほど瀬川さんの細部へのこだわりが発見できます。


いかがだったでしょうか?まさに浮世(現代)を表した作品をお楽しみいただきました。
ご覧になりたい場合は瀬川三十七さんのGIFMAGAZINE公式クリエイターページをご覧ください。


GIFアニメクリエイター:瀬川三十七
1988年富山県生まれ。 東京大学文学部卒業。JAPAN MENSA会員。 GIFアニメーションコンテスト「the GIFs 2015」において、2作品優秀賞受賞。 浮世絵アニメーション「動く浮世絵」シリーズを制作している。



ライター:大野謙介
国内外のGIFアニメ作家が投稿するGIFアニメコミュニティ、GIFMAGAZINEを運営する株式会社creative boxの代表取締役 兼 クリエイティブ・ディレクター。GIF制作の記事執筆やワークショップ、スポーツ業界やメーカーなど様々な企業のGIFプロモーションを実施。GIFMAGAZINE公式クリエイターと共にGIFやシネマグラフの制作・ディレクションを担当。

最終更新:5月10日(火)17時0分

SENSORS

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