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【MLB】本塁打が単打に…まさかの珍事に米解説者も困惑「こんなの見たことない」

Full-Count 5月10日(火)22時7分配信

本塁打のはずが、帰塁の一塁走者を走者を追い越しアウトとなる“悲劇”

 イチロー外野手の所属するマーリンズは9日(日本時間10日)、本拠地でのブルワーズ戦に4-1で勝利した。2回にはJ・T・リアルミュート捕手がセンター左に飛び込む今季第3号を放ったはずが、帰塁しようとした一塁走者のマルセル・オズナ外野手を追い抜いたことでアウトとなり、単打でのタイムリーに判定が変更されるという珍事が発生。地元解説者は「こんなの見たことがない」と絶句している。

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 0-0の2回、1死一塁の場面で打席に入ったリアルミュートは、相手先発右腕ペラルタの2球目を完璧に捉え、センター左へと運んだ。フェンスオーバーで先制2ラン…となるはずだったが、この後に“悲劇”が起きた。

 リアルミュートが一塁を回ると、一、二塁間で打球を確認していたランナーのオズナは、深い打球にタッチアップしようとしたのか、ダッシュで一塁に帰塁。一方、リアルミュートも打球の行方を目で追っていたため、オズナの帰塁に気づかず、一塁を回ったところで追い抜く形となってしまった。

 打球がフェンスを越えたことを確認したオズナはその後、慌てて二塁へと走りだした。一方、オズナを追い抜いたことに気がついたリアルミュートは呆然とした後、オズナの後を追って走りだし、2人は次々とホームインした。

 マーリンズ・パークの観衆が歓喜に沸く中、地元テレビ局「FOXフロリダ」の実況は珍事に興奮気味だった。

「リアルミュートは一塁に向かいました。オズナは一塁に戻ってきました。彼が抜いてしまったか見てみましょう。うーん、これはギリギリですね。ブルワーズはリプレーを見てます」

解説者も困惑「一体どういうことになったのでしょうか」

 ブルワーズがチャレンジすると、2ランホームランの判定は取り消され、実況は「コールは覆されました。マーリンズは1点を手にし、1アウトです」と状況を説明した。

 マーリンズOBの元外野手で、解説者のプレストン・ウィルソン氏は「私は野球をやってきました。試合も観戦してきましたが、こんなの見たことがありません。誰の得点になって、ホームランが認められたのか、リアルミュートのホームランが生きて、オズナの得点が取り消されたのか。一体どういうことになったのでしょうか」と珍事に困惑していた。

 結局、409フィート(約125メートル)の飛距離を叩き出したはずのリアルミュートのホームランは単打に変更。オズナの得点は認められたが、リアルミュートは一塁を回ったところで走者を追い抜いたとしてアウトとなり、記録はセンターへの適時安打に。スタンドからブーイングが鳴り響いた。

 試合は4-1でマーリンズが勝利。勢いに乗るチームに大きな影響はなかったものの、地元テレビは守備に就いた2人を並べる形で画面に映し出すなど、まさかの珍事に大きな注目が集まった。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月10日(火)22時7分

Full-Count

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