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苦しむ西武に更なる試練…ギリギリの先発陣で迎える“死のロード”

ベースボールキング 5月10日(火)13時0分配信

リーグワーストの先発陣

 ここまで35試合を終え、14勝19敗2分の借金5と苦しい戦いが続く西武。順位こそ4位につけているものの、オリックスとはゲーム差なしで並んでいる状態で、最下位の楽天とも0.5ゲーム差。1日で最下位転落、なんてこともあり得る崖っぷちの状態だ。

 最近の悩みといえば、先発陣の乱調。先発防御率4.67はリーグワーストの数字で、先発勝利7というのも最少。リーグ唯一のひとケタ台と、とにかく先発陣が踏ん張れない。

 開幕当初の陣容はそれほど悪くなく、序盤で6連戦が組まれていなかったという日程的な余裕もあって、牧田和久をリリーフで置いておけるほどには充実した戦力であった。

 それがエース・岸孝之が故障で戦線を離脱すると、昨年2ケタ11勝を挙げた十亀剣や、新助っ人のアンディ・バンヘッケン、野上亮磨といったところが軒並み低調な投球を披露。危機的状況に高橋光成や郭俊麟といった若手が先発を任されるも、チームを救う存在にはまだなれていない。

実は西武にも“死のロード”が...

 そんな苦しい状況の中、西武はきょうから新たな“試練”を迎える。仙台、札幌での6連戦に、1日移動日を挟んで幕張での3連戦。3カード連続のロードに出るのだ。

 長期ロードといえば、夏場の阪神の“死のロード”が有名。高校野球で甲子園球場が使われるため、その間は本拠地以外での戦いを強いられるというものだ。

 とはいえ近年は京セラドーム大阪を使ってホームゲームも開催するため、以前と比べたら“地獄度”は落ちるものの、風物詩的な存在として広く知られている。

 一方で、これはあまり知られていないのだが、西武は毎年この時期にロード連戦を迎える。理由は、「国際バラとガーデニングショウ」が西武ドームで開催されているため。

 過去3年を振り返ってみても、昨年は期間中に3勝5敗1分と負け越しており、一昨年は3勝4敗、その前の2013年も2勝6敗とすべて負け越し。苦しい戦いを強いられてきた歴史がある。

 先発陣に不安を抱えている中で迎えるこの9戦は、西武にとっての“死のロード”に他ならない。ここを乗り越えることができるか、序盤戦の大きなヤマ場を迎えている。

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最終更新:5月10日(火)13時40分

ベースボールキング

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