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【ライブレポ】ACC、RHYMESTER、ぼくりりら所属のレーベル・CONNECTONE、初イベントでその真価を見た!

RO69(アールオーロック) 5月10日(火)18時10分配信

5月6日に渋谷 CLUB QUATTROでライブイベント「CONNECTONE NIGHT Vol.1」が開催された。RO69では、この模様をライブ写真とレポートでお届けする。

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「CONNECTONE」(コネクトーン)は、「音楽をつなげていくこと」「音楽でつながっていくこと」という思いを込めて、ビクター内に誕生したレーベルだ。その設立1年を迎え、初めて開催されたレーベルイベント「CONNECTONE NIGHT Vol.1」は、ヒップホップをはじめ、シティポップ/ジャズ/ソウル/ロックンロール/ギターロックという様々なジャンルが乱立して、かつてない競演を繰り広げる刺激的な一夜だった。

イベントのオープニングアクトを務めたのは、レーベル主催のオーディションで優勝をもぎ取り、出場権を獲得した鹿児島在住の4人組ギターロックバンドArt Building。静謐なバンドサウンドと美しいピアノの旋律、ヴォーカル前田晃希(Vo・G)のエモーショナルな歌がとても印象的な平均年齢18歳だ。今回が東京での初ライブ。そんな彼らがSUB STAGEから静かにイベントの開始を告げると、続けてMAIN STAGEには同じく18歳のラッパー・ぼくのりりっくのぼうよみが登場した。ステージに現れただけで湧き起こった大きな歓声は、その注目度の高さを強く物語る。鍵盤+DJの演奏にのせた“Black Bird”から堰を切って溢れ出した洗練されたリリック、呼吸するように紡ぐ抑揚のきいたフロウに、魅力的な歌声。決して派手なパフォーマンスではないが、類まれなるセンスとテクニックで聴き手を自らの世界観に惹きこむ、破格のステージだった。

メインとサブのステージを交互に使いながら、イベントは次第に様々なジャンルが入り乱れるカオスとなっていく。全員が革ジャンを着用して「ニュー侍ロックンロールバンド」を称するTHE THROTTLEは“Let's GO TO THE END”でヴォーカルの高岩リョウ(Vo・G)がフロアへ乱入する熱いステージを展開。高知発の4人組ガールズロックバンドsympathyは、“女子高生やめたい”を皮切りに、初々しくも骨のある情熱的なロックサウンドでSUB STAGEに爪痕を残した。一方、MAIN STAGEでは、CONNECTONE 第1弾アーティストとしてデビューしたAwesome City Clubが、シンセサイザーをフィーチャーした煌びやかなポップサウンドでフロアをじわじわと踊らせた。「みんなと僕らがいちばんコネクトできる曲を」とatagi(Vo・G)が紹介した“涙の上海ナイト”では、頭上で3つミラーボールがキラキラと美しい光を放ちながら、最高に心地好い空間を作り上げた。

ラストはMAIN STAGEの2連発。ボーカル+MCにトランペット、サックスを擁する8人組編成の生音HIP HOPチームSANABAGUN.が鳴らす、ヒップホップやソウル、ジャズなどブラックミュージックを軸にした独自のポップミュージックで、フロアの盛り上がりはピークに達した。ちなみにボーカルの高岩遼は、その上各ステージの合間に司会進行役として出演者を紹介するという役割を担う、前述のTHE THROTTLEのヴォーカルでもある。この日いちばんの功労者だった。そしてトリを飾ったのは、そんな高岩から「キング・オブ・ステージ!」とバトンパスを受けて、ステージに登場したRHYMESTER。彼らが渋谷クアトロのステージに立つのは18年ぶりだと言う。宇多丸とMummy-Dがスピーディなマイクリレーで“人間交差点”や“The Choice Is Yours”などを披露すると、最後に宇多丸は「みんな、今日のCONNECTONE NIGHTを観たことは自慢していいですよ!」と、所属するレーベルへの愛情を惜しみなく語っていた。すでにイベントは4時間を超える長丁場だったが、鳴りやまないアンコールに応えて、披露されたのは“B-BOYイズム”。CONNECTONEという若いレーベルにあって、絶対的な支柱として後輩たちを牽引していくRHYMESTERの貫禄のステージだった。

ジャンルで音楽の括るのは一昔前のやり方だとばかりに、自由な発想で結ばれた7組。その音楽性はバラバラだが、いずれも自分たちが発信する音に対して、オンリーワンであるという自負を持つ者たちだった。それが、つまりCONNECTONE というレーベルのカラーだと思う。同じ屋根の下にいなければ出会わなかったかもしれないレーベルメイトたち。彼らは、いま時代が求める音楽の在り方がこれである、と伝えているようだった。(秦理絵)

●セットリスト
Art Building
1. 2:30'17"321
2. 無題
3. 六月

ぼくのりりっくのぼうよみ
1. Venus
2. Black Bird
3. A prisoner in the glasses
4. sub/objective
5. Collapse
6. CITI
7. Sunrise(re-build)

THE THROTTLE
1. オープニング
2. ハニーサックル・ローズ
3. JET PACK
4. Her Mom Said
5. Let's GO TO THE END

sympathy
1. 女子高生やめたい
2. ナイン・トゥ・ファイバー
3. あの娘のプラネタリウム
4. さよなら王子様

SANABAGUN.
1. 板ガムーブメント
2. SANABAGUN. Theme
3. BED
4. デパ地下
5. メジャーは危ない
6. Mammy Mammy

RHYMESTER
1. After The Last-Intri
2. Still Changing
3. ライムスターイズインザハウス
4. 人間交差点
5. The Choice Is Yours
Encore
1. B-BOYイズム
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RO69(アールオーロック)

最終更新:5月23日(月)17時12分

RO69(アールオーロック)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。