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民謡「能登の里山」完成 世界農業遺産で七尾の団体

北國新聞社 5月10日(火)3時19分配信

 七尾市の七尾民謡会が世界農業遺産「能登の里山里海」の豊かな風土をたたえる創作民謡「能登の里山」を制作した。里山を象徴する鳥のトキや、客をもてなす風習「ヨバレ」、農耕儀礼「あえのこと」などを歌詞に織り込み、合いの手には「オイネ」と方言を入れた。「能登はやさしや土までも」と表される素朴で温かな人情を、哀愁を帯びた節回しで歌い上げる。

 「能登の里山」は、七尾民謡会の寺口啓作会長が作詞、作曲した。寺口会長は2010年にも、七尾出身の画聖長谷川等伯の没後400年記念で創作民謡「等伯さん」を制作している。11年6月に「能登の里山里海」が世界農業遺産に認定されたことから、新たな創作民謡を構想した。

 歌詞には「朱鷺(とき)」「田の神様(かんさん)」「祭り」「海の幸」など、「能登の里山里海」を構成するキーワードを盛り込んだ。伴奏は尺八の演奏だけに抑え、能登の人々の素朴な人柄を表現した。

 「能登の里山」は、ラジオななお(76・4メガヘルツ)のスタジオで、七尾民謡会の清酒夕月さん、室橋京子さんの唄、寺口会長の尺八で録音され、開局20周年記念番組「伝えたい、残したい 七尾の唄」で放送されている。6月19日には七尾サンライフプラザで開かれる第14回ふるさと民謡(うた)まつり(北國新聞社後援)で披露される。

北國新聞社

最終更新:5月10日(火)3時19分

北國新聞社