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リウボウグループ最高益 2016年2月期売上高12.9%増972億円

沖縄タイムス 5月11日(水)6時47分配信

 リウボウグループ流通3社が10日発表した2016年2月期決算(単純合算)は、売上高が前期比12・9%増の972億4300万円、経常利益は9・5%増の20億400万円の増収増益で、過去最高を更新した。百貨店は売り場の改装や大型催事などが奏功。スーパーは生鮮部門の強化などの改装効果、コンビニは競合他社の吸収・分割、新規出店がプラスに働いた。観光客の増加による好景気を背景に、3社そろって増収増益となった。
 17年2月期の計画は、3社合計の売上高が11・4%増の1083億3700万円で増収を見込むが、経常利益は改装費や人件費の増加で2・2%減の19億5900万円の減益の予想。しかし、3、4月の売上高・経常利益とも計画を上回るペースで推移し、増益を確保したいとしている。
 百貨店経営のリウボウインダストリー(糸数剛一社長)の売上高は前期比12・7%増の171億500万円、経常利益は36・4%増の1億7600万円。食品フロアで総菜売り場を全面改装し、菓子銘店売り場も一部リニューアル。外国人観光客(インバウンド)の需要が高い化粧品ショップも充実を図った。
 全国の百貨店で初めて「Tポイント」を導入し、グループで相乗効果を高めた。アートアクアリウム展など大型催事による集客も奏功。16年度は紳士フロアの強化、台湾の百貨店との連携でインバウンド誘客を促す計画。
 スーパー経営のリウボウストア(糸数社長)の売上高は14%増の207億2400万円、経常利益は18・4%増の3億700万円。生鮮品を強化し「リウボウフードマーケット」に改装した浦西店、天久店の売り上げが好調に推移。16年度は国場と西町の2店舗をフードマーケットに改装し、同業他社との差別化を促進。一方、店舗スタッフの不足が顕在化しており、今後は人材確保策を強化する。
 コンビニの沖縄ファミリーマート(大城健一社長)の売上高は12・5%増の594億1400万円、経常利益は5・5%増の15億2100万円。ココストアの吸収・分割によるブランド転換、新規出店などで店舗数は18増の269店舗となった。
 ブランド転換は16年度に終了予定で、17年度の目標だった300店舗を前倒しで達成する見通し。デザート専用工場の稼働、総菜工場の効率化を進め、新たな製造・物流網構築も検討するとしている。

最終更新:5月11日(水)6時47分

沖縄タイムス