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<骨董市暴走>71歳被告に猶予刑 千葉地裁「運転しないと反省」

千葉日報オンライン 5月11日(水)10時54分配信

 昨年12月、千葉県茂原市の寺院で開かれていた骨董(こっとう)市会場で車が暴走し男女6人がけがをした事件で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪に問われた長南町の無職の男(71)の判決公判が10日、千葉地裁であり、林寛子裁判官は「今後二度と運転をしないと反省している」などとして禁錮2年6月、執行猶予5年(求刑・禁錮2年6月)を言い渡した。

 判決で林裁判官は、被告がアクセルとブレーキを間違えて運転操作を誤ったと認め「運転者として極めて基本的な注意義務に違反した」とした上で「6人の被害者には一切の過失はなく、その恐怖感と憤りは計り知れない」と指弾。さらに「任意保険に加入していなかったことから、被害者に十分な損害賠償がされていない」と述べた。

 一方で「被告は今後被害弁償に努め、二度と運転をしないと反省を示している」と、執行猶予の理由を述べた。

 判決によると、被告は昨年12月5日午後0時5分ごろ、同市内の寺院「藻原寺」で開かれていた骨董市会場で、軽自動車のアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走、君津市内の無職男性=当時(63)=ら男女6人に重軽傷を負わせた。(本紙、千葉日報オンラインでは実名報道)

最終更新:5月11日(水)10時54分

千葉日報オンライン