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4―6月粗鋼計画、2四期ぶり増2626万トン 100万トン上振れ マイナス要因散見

日刊産業新聞 5月11日(水)12時1分配信

 経済産業省が10日まとめた2016年度第1四半期(4―6月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼生産は前期実績見込み比1・9%増の2626万トンと2四半期ぶりに増える。需要の基調は大きく変わっていないが、好転要素を織り込むなどで、4月初公表の需要見通し時に比べて103万トン上振れした。ただ、計画には織り込まれていない熊本地震や一部自動車会社の燃費試験データ不正は下振れ要因の見通し。経産省鉄鋼課では輸出では通商摩擦に留意が必要なうえ、過剰感の残る在庫管理などをにらんだ慎重な生産対応が必要としている。

最終更新:5月11日(水)12時1分

日刊産業新聞