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斎藤アリーナ、オダギリジョーは想像通り「ミステリアス」

MusicVoice 5月11日(水)16時39分配信

 NHK Eテレで放送中の子供向け音楽エデュテイメント番組『ムジカ・ピッコリーノ』(毎週金曜午後5時35分~、再=土曜午前8時25分~)がレギュラー放送開始から4年目を迎え、4月から新シリーズが始まっている。11日には収録の合間を縫い出演者による囲み取材がNHK放送センターでおこなわれ、放送開始当初からのレギュラーである斎藤アリーナと、新たに加わった俳優のオダギリジョーが意気込みを語った。

 番組は、音楽の基本的な仕組みを映像化することで、子供が感覚で理解できるように物語を織り込んだもので、架空の世界「ムジカムンド」を舞台に、モンストロという怪獣に姿を変えた、音楽や楽器のムジカを救出して、音楽の記憶を蘇らせる。このうち、斎藤はムジカドクターの見習い、そしてオダギリは謎の人物として登場する。

 番組のプロデューサーは、オダギリに寄せる期待を、「番組は当初、音楽作品をビジュアルとしてみせていたが、2年前から楽器にフォーカスしている。楽器のプロフェッショナルが登場することも見どころの一つ。オダギリさんにはそういう方々にどういう話を聞き出すのかも見どころの一つ」と語った。

 過去に、音楽活動の経験もある、オダギリは番組の世界観に惚れて出演を直訴。「アート性が高く、子供番組の外枠を持っているなかで、中身は音楽の難しさや仕組みを楽しく理解できるように作られている。質の高さを感じた」と絶賛。そんなオダギリの今後の演奏は「相談中」としながらも「今回のシリーズではインドの曲をやっていて。民族楽器とまではいかないけど、そのような楽器をやっていみたい」と意欲的に語った。

 更には「1、2チャンネル(NHK)は取っ付きにくいイメージがあるけど、NHKはけっこうおもしろいね、というのが周りの感想。先日も撮影の合間に(俳優の)松重豊さんに話して。(ムジカ・ピッコリーノの)説明するのは難しくて、“アートなんだ、着ぐるみを着て?”と言っていてたぶん想像できていないと思うけど、興味を持って下さって“俺も出たいよ”と面白がってくれました」と語り、プロデューサーに「松重さんもお願いします」と出演のアピールをしていた。

 背景はCGで制作された映像を合成するため、スタジオは青一色のブルーバック。そんななかでの撮影についてオダギリは「演じる側の想像力が求められる。難しい」とも。アリーナによれば、昨年よりもブルーバックの演出が増えているようで「ワクワク感がある」と余裕のそぶりをみせた。

 一方、番組ではアコースティックを使った弾き語りも挑戦したことのあるアリーナは、両親が経営する英会話スクールの子供たちに「音楽の人だ!」と呼ばれれることも。更に「番組は新シリーズになってパワーアップしている」とも自信をのぞかせ、頼もしさを見せた。オダギリも「アリーナちゃんに助けてもらいながらやっていきたい」と頼りにした。

 他方、アリーナはオダギリの印象を「これまで演じてこられた役どころがミステリアスな印象があって。初めてお会いしたときも役のイメージのままで謎に包まれていたけど、気さくに接してくれて」と。オダギリは笑みを浮かべながら「共演シーンもまだ多くなくて」とすかさずフォローして相性の良さを感じさせた。

 2人の手の込んだ衣装も見どころの一つ。ビンテージの布を何枚にも重ねた特殊なもので、着るのに30分は掛かるようだ。オダギリは「(番組スタッフは)美意識が高い。衣装も手作りで、全ての部署でものづくりをちゃんとしているという姿勢が感じられる」とも述べたが「とにかく暑い。これから心配」とくだをまいていた。(取材・木村陽仁)

最終更新:5月11日(水)16時39分

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