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歌詞を味わうリリック・スピーカー、 三越伊勢丹で先行予約を開始。 音楽鑑賞の新しいスタイルも提案

Stereo Sound ONLINE 5月11日(水)17時15分配信

6月15日から先行予約を開始

 Lyric Speaker(リリック・スピーカー)は、その名の通り、歌詞を奏でるスピーカー。2015年にアメリカ・テキサス州オースティンで開催された世界的なアートイベントカンファレンス「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)インタラクティブ・フェスティバル」において、第7回SXSWアクセラレーター・コンペティションのエンターテインメント・コンテンツテクノロジー部門のファイナリストに日本で初めて選出され、アジア初のBest Bootstrap Companyを受賞した。

 IoT(internet of things)とファッションのコラボレーション。新しい音楽の見え方、楽しみ方の提案だ。「歌詞のもつ効果に注目しました。文字性を抽出することで、音楽を聴く時間が豊かになるんです」とは、株式会社SIXのクリエイティブディレクター、斉藤迅さん。

 インターネットとWi-Fiで接続し、再生はモバイル端末のアプリで。曲を受信するとネットで歌詞を拾い、曲の雰囲気に合わせたモーショングラフィックを透過型の本体に映し出す。もちろん、ハイレゾ再生も可能だ。

 「軽快な雰囲気にしたかった」(斉藤さん)。そのためスケルトンにし、心臓部であるPC部、下にはパッシブラジエーターを配置しているのも見えるが、表も裏もスッキリしたデザインだ。

まったく新しい音楽体験

 斉藤さん自身も配信ランキングの1位を記録した経験を持つミュージシャンであり、歌詞づくりが創作時間の半分を占めるという体験から、「もっと歌詞を聴いて欲しい」と常日頃考えていたという。

 歌詞がもっと伝わり、味わってもらえる環境を作ろうと思いついたのが、このリリック・スピーカーだ。もともとSIXではミュージックビデオなどの映像制作を手がけており、モーショングラフィックを交えた新しいコミュニケーション手法を追求していた。

 「感動とは、心が動くことです。一般に、家で音楽を聴くという行為は、ライブで共有することに比べたら豊かな音楽体験とはいえません。でも、自宅でもライブ並みに感動できるはず。それは、深い音楽体験『ディープリスニング』です。一曲を深く聴く。歌を味わってもらいながら」

 あたかも活字にこだわる紙面でフォントを吟味するように、リリック・スピーカーでは、表示される歌詞の見やすさと動きに格別の注意を払ったという。

 リリック・スピーカーは6月15日より先行予約を開始し、9月より順次出荷。価格は、¥324,000(税込み)。まったく新しい音楽体験がいよいよはじまる。

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最終更新:5月11日(水)17時15分

Stereo Sound ONLINE