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生命保険はそんなに必要ない 最低限必要なのはコレ

マネーの達人 5月11日(水)5時45分配信

「営業マンに言われるままに保険に加入したけれど、保険料の負担が大変で、どこをどう削ればいいのかわからずにいる」という人は多いようです。

自動車を買う時には、カタログを見ながらカタチや燃費、費用などをあらかじめ決めて買いにいくのに、どうして保険はよくわからずに入ってしまうのでしょうか。

それは、保険は難しいという先入観があるからでしょう。

けれど、保険は、けっして難しくはありません。

なぜなら、生命保険で買える保障は大きく2つ。死んだ時に保険金が出る「死亡保障」と入院したら給付金がでる「医療保障」(最近は通院でもでるものも)。

なので、保険に入る時に考えなくてはいけないのは、「死んだ時にお金をいくら残すか」、「病気になったらどれだけお金が必要か」の2つです。

サラリーマンの場合、亡くなると住宅ローンについている保険で相殺されてローンが無くなる人がほとんど。また、会社からは退職金に相当する死亡退職金が支給されます。

さらに、幼い子どもと奥さんを残して他界しても、子どもが18歳になるまで月15万円前後の遺族年金が支給され、子どもが18歳を過ぎても妻が40歳以上なら中高齢寡婦加算などがあるので、妻は食べていくのには困らないでしょう。また、65歳になると自分の年金もがもらえます。

ですから、暮らしていくには困らないかもしれませんが、ただ、何とか食べてはいけても、どうにもならないお金があります。それが、教育費。

女手一つで大学までいかせるのは大変。ですから、子どもが大学を卒業するまでは、教育費として子ども1人に1000万円を残してあげたほうがいいでしょう。

高額療養費制度があれば、半年入院しても医療費の自己負担は40万円程度

■入院したら多額の費用がかかるのでは?

病気になっても、「健康保険」があるので、それほど心配することはありません。

たとえば、入院して月に100万円かかったら、3割負担で30万円支払わなくてはいけないのかと思うかもしれません。

けれど、高額療養費制度という自己負担が一定額までになる制度があるので、普通の収入の方なら、月100万円の治療を受けても自己負担は8万7430円。

4か月目からはこれが4万4400円になるので、半年入院しても自己負担額は40万円ほどです。

高額療養費制度は、家族合算できるので、夫と妻が入院してそれぞれ100万円の治療を半年間受けたとしても、治療費は40万円ちょっとにしかなりません。そもそも、半年も入院する病気はまれです。


■がんになったら大金が必要でしょ?

最近は、「がんになったら、どうなるの?」と心配される方も多いようですが、がんになっても大部分は健康保険の範囲で対応できます。

もちろん、健康保険の対象とならない重粒子線治療や陽子線治療など約300万円前後かかる先進医療の治療費もありますが、全国のがん患者153万人のうちこうした治療を受けているのは2400人ほどで、全体の0.16%。つまり、ほとんどの人は健康保険対象の治療で治しているということです。

サラリーマンの場合には、病気やケガなどで会社を休んでいる間は、傷病手当金も出ます。傷病手当金の額は給料の3分の2で、最長で1年半まで支給されます。

鬱など治療に長くかかる病気の場合には、傷病手当金の1年半の支給期間を超えてしまうこともあるかもしれませんが、その場合には、障害年金が出るケースがかなりあります。

ですから、大型の医療保険に入らなくても、1日5000円程度のどんな病気にも対応できる保険があれば足りるでしょう。

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最終更新:5月11日(水)5時45分

マネーの達人