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オバマ米大統領広島訪問へ 富山ゆかりの被爆者「実態見て」/富山

チューリップテレビ 5月11日(水)22時36分配信

 アメリカの現職大統領が、初めて、被爆地・広島を訪問することが決まりました。
 県内にも、広島で被爆した人や、その2世の人たちがいます。
 このうち、今年3月に富山から広島へと引っ越した県内ゆかりの被爆者は「広島の実態を大統領によく見てほしい」と訴えています。
 アメリカのオバマ大統領が広島を訪問するのは、G7伊勢志摩サミットに出席したあとの、今月27日です。
 原爆を投下した国の現職のアメリカ大統領が、初めて被爆地を訪れる『歴史的な訪問』となります。大統領は、平和記念公園を訪れ、核廃絶に向けた『強い思い』を訴えるということです。
 「非常に嬉しい。やっと来られたかという感じですね。(広島の被害の)実態をよく見ていただいた上で、核軍縮に取り組んでもらいたい」(広島で被爆した飯田國彦さんインタビュー)

 今年3月まで、富山市で暮らしていた飯田國彦さん。
 3歳の時、原爆爆心地からわずか900メートルの、母の実家で被爆。
 母と1歳上の姉を、相次いで亡くしました。
 富山にいた頃から被爆体験を伝えてきましたが、今はふるさと・広島に引越し、本格的に『語り部』の一人として、悲惨な体験を語り継いでいます。
 「被爆者というのは、謝罪を求めている訳でないんですね。原爆というものが使われない社会、そしてゆくゆくは、原爆のない世界の樹立の方向付けをしてもらいたい」(飯田さんインタビュー)
 原爆投下から70年以上が経ち、語り部は、年々少なくなっていきます。だからこそ、今回の訪問が、今後の『核なき世界』につながることを強く望んでいます。
 「これから核兵器が使われない、やがては核廃絶に向かうと、これからが大事なんですね。そのための訪問」(飯田さんインタビュー)

チューリップテレビ

最終更新:5月11日(水)22時36分

チューリップテレビ