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岩貞、今永らが奮闘中!球界の課題「先発左腕不足」に差す光明

ベースボールキング 5月11日(水)10時0分配信

昨年のパ・リーグは規定到達左腕がたった1人...

 昨シーズン、球界全体の問題として露呈した「左腕不足」という課題。秋に行われた野球の世界大会「プレミア12」の侍ジャパンメンバーを見ても、左腕で選抜されたのは松井裕樹(楽天)と大野雄大(中日)の2人だけ。球界を代表する投手たちを挙げていくと、気づけば右投手が多数を占めるというような状態だった。

 昨年のセ・パ両リーグにおいても、規定投球回に到達した日本人左腕といえばセ・リーグが石川雅規(ヤクルト)、岩田稔(阪神)、能見篤史(阪神)、大野雄大(中日)の4人で、パ・リーグに関しては吉川光夫(日本ハム)ただ一人。日本人左腕は“絶滅危惧”状態に陥っていたのだ。

 ところが、今シーズンここまでの先発左腕を見てると、セ・リーグでは昨年クリアした能見に加えて田口麗斗(巨人)、岩貞祐太(阪神)、今永昇太(DeNA)と4人が規定投球回に到達。パ・リーグも和田毅(ソフトバンク)に菊池雄星(西武)、塩見貴洋(楽天)と3人出ており、ここまでは各球団の先発左腕たちが奮闘を見せている。

輝きを放つ20代のサウスポーたち

 特に若い左腕の人材が枯渇していた昨年のプロ野球界。規定投球回に到達した左腕で20代だったのは、大野と吉川の2人だけだった。

 それが今シーズンは、現時点で5人もいる。中でも素晴らしい投球を披露しているのが、阪神の3年目左腕・岩貞祐太だ。

 初登板となった4月2日のDeNA戦で7回を4安打、12奪三振で無失点に抑える快投。今シーズン初勝利を飾ると、初登板から3試合連続で2ケタ奪三振をマークした。

 ここまでリーグトップの防御率0.65、奪三振55を記録。13年のドラフト1位入団ながら、2年間で通算2勝と期待に応えられずにいた左腕が、一気に開花の兆しを見せている。

 また、DeNAのドラ1ルーキー・今永昇太も好投を続けている。

 奪三振52は、岩貞に次ぐリーグ2位の数字。味方の援護に恵まれず、安定した投球を見せながらも3・4月は勝利なし。苦しい時間を過ごしていたが、5月6日の広島戦で7回無失点の好投を見せると、ひたむきに投げ続けたルーキーに打線も6点をプレゼント。嬉しいプロ初勝利を掴んだ。

 ここまで1勝4敗も、防御率2.03はリーグ3位。打線さえ噛み合えば、エース級のはたらきをする可能性も大いにある。DeNAに現れた新星のこれからに要注目だ。

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最終更新:5月11日(水)11時19分

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