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養殖サーモン3倍計画 漁協西海支所、町外出荷へ

北國新聞社 5月11日(水)2時55分配信

 県漁協西海支所(志賀町)は、富来漁港内で養殖しているトラウトサーモン「西海サーモン」の増産を進める。12月に昨シーズンの3倍となる約5千匹の稚魚を仕入れて育てる計画だ。現在は漁港内にある回転すし店「西海丸」のすしネタとして提供しているだけだが、今後は町内外の飲食店に出荷し、県内で唯一の海上養殖サーモンのブランド化を目指す。

 トラウトサーモンは海で養殖されたニジマスの総称で、同支所によると、養殖サーモンは輸送に日数がかかる外国産のサーモンに比べて鮮度が良く脂が乗っている。県水産総合センター(能登町)によると、県内でトラウトサーモンを海上で養殖しているのは富来漁港だけとなっている。

 西海支所は2014年から港内でサーモンの養殖事業を開始し、養殖は2年目となる。主に昨年2月にオープンした西海丸のすしネタに供給しており、地物のサバやフクラギと並んで人気のネタだという。

 同支所は昨シーズン、体長約20センチ、重さ約400グラムの稚魚約1500匹を仕入れた。稚魚は半年間で体長約60センチ、重さ約2キロに成長し、生存率も9割と高く、同支所は養殖事業が軌道に乗ったと判断し、増産を決めた。

 小林稔参事は「養殖ならではの新鮮なサーモンをたくさんの人に食べてもらいたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:5月11日(水)2時55分

北國新聞社