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沖ノ鳥沖への巡視船派遣、「新政権でも継続を」=漁獲増に喜ぶ台湾漁民

中央社フォーカス台湾 5月12日(木)14時43分配信

(屏東 12日 中央社)屏東県の琉球区漁会(漁協に相当)の蔡宝興・総幹事は12日、政府が沖ノ鳥礁(日本名:沖ノ鳥島)近海で行っている台湾漁船の操業保護に対し、船主から漁獲量が増加したという喜びの声が上がっていると語った。

政府は先月下旬に沖ノ鳥礁近海で台湾漁船が日本の海上保安庁に拿捕(だほ)されたのを受け、巡視船など3隻を同海域に派遣、操業保護を実施している。台日の巡視船団は今月11日までに2度遭遇したが、衝突などは起きていない。

蔡氏によると、一部の船主は、保護によって沖ノ鳥礁近海でも操業できるようになり、7日分の漁獲量が4日で確保できたと喜んでいるほか、20日に発足する民主進歩党政権にも保護を続けてほしいと語っているという。

蔡氏は操業保護について、漁民たちは新政権による中止を懸念していると指摘。台日間にはまだ認識の相違が存在しており、保護を続けなければ問題はまた起きると述べた。

(郭シセン/編集:杉野浩司)

最終更新:5月12日(木)14時43分

中央社フォーカス台湾