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【MLB】剛腕が契約延長、ヤ軍で高まる田中将大の重要性 「より必要な存在に」

Full-Count 5月12日(木)8時36分配信

ナショナルズがストラスバーグと契約延長、オフのFA市場にエース級が不在に

 9日(日本時間10日)にナショナルズがスティーブン・ストラスバーグ投手と7年総額1億7500万ドル(約190億円)での契約延長を発表したことを受け、「ニューヨーク・デイリーニュース」電子版では「タナカはヤンキースにとって今まで以上に必要な存在になる」と題した記事を紹介している。

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 今オフのFA市場での目玉になると思われていたストラスバーグ。しかし、契約延長によって選択肢から外れたことで、先発投手の市場にはエース級の存在がいなくなる。ヤンキースがエース級の先発投手を加えたい時にはトレードが唯一の手段だ。

 だが、記事内では「そこまでしてエース級を獲得する必要があるのか?」とし、ジラルディ監督の「重要なのはどのチームにもエース級はいる」という言葉を引き合いに出した上で「(ヤンキースの場合、エースとして)マサヒロ・タナカの名前が思い浮かぶだろう」と田中の重要性を指摘している。

 10日(同11日)のロイヤルズ戦こそ、今季ワースト6失点と冴えない内容になってしまったが、それ以前の6試合は全試合で自責点2以下。この日の6失点を加えても、防御率は3.11だ。

 さらに田中の場合、メジャー1年目の2014年に右ひじ靱帯に部分的な損傷があることが判明し、将来的にトミー・ジョン手術と呼ばれる靱帯再建検査を受ける損傷に発展してもおかしくない状態とされている。それでも、現在の田中は好成績を残している。

中4日の方が成績が向上? 「タナカを中4日のスケジュールで使った方がいいのかも」

 記事内では「そのこと(手術の可能性)について、今は話題にならないのがいいこと」というジラルディ監督の言葉を紹介し、球団内でも田中のヒジが最重要検討課題ではなくなりつつあることを示唆している。

 その一方で、ヤンキースは先週3日(同4日)から始まった20連戦の真っ最中。先発5人ローテの通常スケジュールならば、5日(同6日)オリオールズ戦、10日(同11日)ロイヤルズ戦、15日(同16日)ホワイトソックス戦、20日(同21日)アスレチックス戦と、中4日での登板が3回続くことになることを指摘。先発投手にはできる限り休みを与えたいという球団方針により、4月は中4日での登板はわずか1度だったため、ジラルディ監督は「ちょっとしたテストになるだろう。連戦のため中4日で投げなければいけない日が続くが、問題なくできていると思う。中4日の方が感じがいいようで、とてもいい投球を披露している」と話しているという。

 記事内では興味深い数字も紹介。「昨季、中4日で投げた5試合でタナカは防御率2.56をマーク。これは中5日(3.51)よりも約1点、中6日以上(4.50)よりも約2点以上低い」と伝えている。

「ヤンキースは巨額投資を守るために正しいと思うことをしているが、実は他のエースのようにタナカを中4日のスケジュールで使った方がいいのかもしれない」という提言に名門球団が耳を貸すのか。まずは、この20連戦で田中がどんな投球を見せるのかがカギを握りそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5月12日(木)9時29分

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