ここから本文です

ドローンで空間に魔法をインストール マイクロアド「SKY MAGIC」

SENSORS 5月12日(木)14時0分配信

4月20日、株式会社マイクロアドはドローンを用いた空間情報化サービス「SKY MAGIC」を発表した。 舞浜アンフィシアターで行われた発表会では、代表の渡辺健太郎氏と、クリエイティブディレクターを務める高城剛氏が登壇。 ドローンによる空間演出システムと、場所を問わないパッケージ運用、さらには我々が生きる空間そのものを情報のインターフェースとして活用する「空間情報化」の未来について語った。

コンピューターの発展とともに見えてきた、次世代の情報社会の景色

インターネット広告を手がける会社であるマイクロアドは、これまでにユーザーの興味関心に応じて広告の配信を仕分けする技術を中心に事業を展開してきた。その背景には、インターネットやスマートフォンの普及によって画面の向こう側のバーチャル空間のなかであらゆる情報に触れるという革命的な体験が、世の中で当たり前になるという前提があった。そのなかで、次に向かうべきフロンティアとして渡辺氏と高城氏が見出したのが、画面の外、私たちが普段生きる空間に情報が溢れ出すのではないか、という新たな地平だったという。

そして始動した「MicroAd MAGIC!」というプロジェクトは、SF作家アーサー・C・クラークの「高度に発達した科学は魔法と見分けがつかない」という言葉に由来している。世界中の情報を自分の手元のデバイスで見ることができる今の時代は、インターネットもない時代の人から見れば魔法のようである。それは今を生きる私たちにとっても、未来に発達するであろう技術が魔法に見えるかもしれないということを示している。そんな技術を構想し、実際に開発していくこのプロジェクトは、第一弾として文字通り“空“に飛び出すことを選んだ。
それが「SKY MAGIC」である。

多数のドローンを使って空間を彩る「SKY MAGIC」

富士山の麓、朝霧高原にて実演されたこちらの「SKY MAGIC」はドローン1台に660個ものLEDを取り付け、数にして25台をプログラムで操作、音楽に合わせて合計約15,000個のLEDを明滅させることで、まるで花火の光を自在に操っているかのような演出を行うことができる。

このシステムを開発したのはきゅんくんとのコラボでも知られるスマートシューズ「Orphe」を開発しているno new folk studioだ。その最大の特徴は、既存のMIDIや、全国のライブハウスで採用されている照明機器を操作するプラットフォームに簡単に同期できるということ。
つまりある程度の規模のコンサートが行える会場であれば、どこでもその演出を行えるということになる。これが「MAGIC!」プロジェクトの第一弾として、パッケージ化された世界でも例を見ない空間演出を行える「SKY MAGIC」の最大の強みとなる。

1/2ページ

最終更新:5月12日(木)14時0分

SENSORS