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昭和電線HD、3年で経常損益35億円改善目指す

鉄鋼新聞 5月12日(木)6時0分配信

 昭和電線ホールディングスは11日、18年度までの3カ年を対象とした中期経営計画を発表した。構造改革と成長分野への取り組み強化で15年度に14億6千万円の赤字だった経常損益を20億円の黒字に転換。約35億円の損益改善を図る。構造改革では事業会社の再編や組織のスリム化などを実施。成長分野では建設・電販向けを中心とする電線材事業を基盤に自動車や鉄道、道路関連の分野に経営資源を投下する。

 収益改善に向けて3カ年で15億円の固定費を削減。加えて成長分野では15年度対比で10億円分の粗利益拡大を目指す。さらに現在約575億円の有利子負債は540億円以下に削減したい考えだ。設備投資は15年度約40億円だったが、今後3カ年は34~35億円水準に抑える。
 併せて電力ケーブルなどの不採算事業や中国を中心とする海外事業の再生に向けた取り組みも実施。昨年度91億5千万円の赤字だった純損益は12億円の黒字を目指す。また売上高は1697億円から1730億円に増やす。

最終更新:5月12日(木)6時0分

鉄鋼新聞