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【カンヌライオンズの歩き方】いまさら聞けない?今年の新設部門とは

SENSORS 5月12日(木)14時40分配信

カンヌライオンズ2016のオフィシャルメディアパートナーであるSENSORSでは、6月18日~の開催まで今年のカンヌの見どころ、新設カテゴリー、アワードなどについて紹介していく。

世界最大級の広告祭、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル(カンヌライオンズ)2016。今年は、6月18日~25日の8日間にわたって開催。

昨年からの大きな違いとして、新設部門そして新設アワードが多く見られること。特徴としてはデータ、テクノロジーそしてコンテンツ内容に焦点を当てた部門が多くなっている。

その中でも知っておくべき新設部門はデジタル・クラフト・ライオンズ(The Digital Craft Lions) 。昨年までのサイバー・ライオンズ、そしてモバイル・ライオンズのデジタル・クラフト周りのカテゴリーは新設部門に吸収され、クリエイティブのアイディアよりはデジタルキャンペーンとしての実施及びにユーザーエクスペリエンスに評価軸を置いている。AR/VRコンテンツのUIデザインやタイポグラフィーデザインなどもこの新設部門に含まれている。

では、実際にどのようなカテゴリーがデジタル・クラフト・ライオンズに含まれているのだろうか?Form (イメージ、サウンド、美学)、Function (デザイン、構造、体験)、コンテンツ、データ(データビジュアリゼーション、データキュレーション)そしてテクノロジーの5つになる。

カンヌライオンズ事務局からの今回の新設部門について、“テクノロジーの進化によって現在莫大な消費者データを収集することが可能となった。そしてテクノロジーの進化はクリエイティブ全般、デジタルデザインやUXに大きな影響を与えている。パソコンからモバイル、そしてVRと現在のデジタルデザインはユーザーオリエンテッドによってリードされている。また、デジタルプロダクトにおいてもパフォーマンスや機能と同様にいかにカッコよく見えて、気持ち良い体験ができるかが鍵となっている。デジタル・クラフト・ライオンズはデジタルクリエイティブのスキルとアートのオムニ・チャンネル部門になるでしょう。“とコメントを発表している。

我々として嬉しいニュースとしてはこの新設デジタル・クラフト部門は、日本人審査員としてPARTYの清水幹太氏が参加することも挙げられるだろう。

もうひとつの大きなニュースとしては1992年に設立されたプレス・ライオンズ(The Press Lions)がプリント&パブリッシング・ライオンズ(The Pring&Publishing Lions)として生まれ変わる。背景としてデジタル時代における業界の進化に合わせた部門になり、インタラクティブ・ポスターやデジタルとのベストユーズなどを評価内容としている。

あわせて、昨年までのブランテッド・コンテンツ&エンターテイメント・ライオンズ(Branded Content & Entertainment Lions)はカンヌライオンズから“独立“したライオンズとしてエンターテイメント・ライオンズとして新設される。新設アワードについては次回につづく。
次回更新は5月17日(火)を予定。



ライター:中村ひろこ
大学を卒業後、グローバルデジタルマーケティングカンファレンス、ad;tech/iMedia Summitを主催しているdmg::events Japan株式会社に入社。 ad:tech tokyo 2010より、主にコンテンツプログラムの責任者として従事。 また、東京開催以外にもad;tech kyushuやiMedia Brand Summit, Data Summitなど8つのカンファレンスローンチを展開。2015年11月にmash-inc.を設立し、現在グローバルPRチャンネル制作をしている一方で企画プランニングなどプロジェクトベースで携わっている。

最終更新:5月12日(木)14時40分

SENSORS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]