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新社会人になった皆さんへ FPの私からアドバスしたいこと(第2回)【生命保険について】

マネーの達人 5月12日(木)5時14分配信

5月に入り、新入社員の皆さんはそろそろ職場の雰囲気にも慣れてきた頃でしょうか。

新たな環境の中でたまったストレスや連日続いたであろう集合研修による疲れを、GW連休で解消しリフレッシュできたのならいいのですが。

前回コラム(第1回)に続いて、新社会人となった皆さんに向けて、マネーやライフプラン等についてアドバイスをさせて頂きたいと思います。

今回のテーマは、生命保険についてです。

安易に勧められるまま、生命保険には入らいないこと

最初に結論をお伝えしますが、「新社会人の皆さんは、必要性を自分自身で理解するまで生命保険には加入すべきでない」というのが筆者の考えです。

職場の上司や先輩から「社会人になったのだから、生命保険くらい入るのが当たり前だ」と言われた、あるいは職場内で営業活動をしている生保のセールスレディから熱心に加入を勧められた人も多いことでしょう。

でも、そういった理由でなんとなく保険に加入してしまうというのが一番悪いパターンです。

「とりあえず生命保険に加入してしまう」ことは論外ですし、「義理やお付き合いで安易に加入する」ことも絶対に避けなければなりません。 

本コラムでは、詳細な保障額の設計や保険プランの提案はしませんが、新社会人の皆さんに生命保険についての大切な知識と考え方をしっかり身に着けて頂くきっかけになれば幸いです。

新社会人の皆さんに扶養すべき同居家族や親類がいないのであれば、死亡保障は基本的に必要ありません。

死亡保障とは本来、世帯主である自分自身が万一亡くなった際、残された家族の生活が立ち行かなくなることを防ぐために、必要となる生活資金を保険金というまとまったお金で備えるというものです。

もし社会人になったばかりのあなたが近い将来結婚する予定があるとしても、当面は夫婦共働きをするつもりであれば死亡保障は必要ありません。

死亡保障が必要になるのは、若い夫婦に子どもが生まれた際、その時点で十分な貯蓄や金融資産を保有していない場合です。

例えば、子どもが大学を卒業して独立するまでの20年余りの期間に、世帯主を被保険者とした死亡保障を確保するのです。

保険金額を設定するおおまかな手順を以下に説明しましょう。

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最終更新:5月12日(木)5時14分

マネーの達人