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「僕には失うものはない」とガスケ、まもなく始まる3回戦で錦織と対戦 [ローマ/男子テニス]

THE TENNIS DAILY 5月12日(木)19時30分配信

 イタリア・ローマで開催されている「BNL イタリア国際」(ATP1000/5月8~15日/賞金総額374万8925ユーロ/クレーコート)は11日、男子シングルス2、3回戦が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードのアンディ・マレー(イギリス)、第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)、第5シードのラファエル・ナダル(スペイン)らが勝ち上がった。

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 また2回戦の、第11シードのリシャール・ガスケ(フランス)対アンドレアス・セッピ(イタリア)の対戦は、6-3 6-4でガスケが勝ち、第6シードの錦織圭(日清食品)の3回戦の相手はガスケに決まった。

 1回戦を快勝したガスケは、この日も、第1セットでたちまち5-0とリードしたが、その後、セッピがやや立て直し、両セットとも終盤には、見応えのあるラリーや競り合いも見られた。

「気分はいい。ケガも痛みもなく、先週からいいプレーをしている」と言うガスケは、試合後、次の錦織との対戦について「彼は世界最高峰の選手のひとりだから、彼を倒すのは簡単なことではない。特に先週、彼は僕を倒したからね。勝利者の候補としては彼のほうが優位だが、彼は世界6位で、僕には失うものはない。だから勝つために全力を尽くし、何が起こるか見てみよう」と話した。

 また、錦織を倒すには何をすべきか、の問いにガスケは「彼は、ボールを早めにとらえ、ベースラインから、フォアでもバックでもすごくスピーディなテニスをする。彼のような選手を倒すには、僕のベストテニスをする必要がある」と言うにとどめた。

 一方、“トップ4宣言”で注目を集めているニック・キリオス(オーストラリア)は2回戦で、第10シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を7-6(5) 6-3で倒し、それを言うだけの裏づけがあるところを証明して見せた。

 キリオスは1回戦後の記者会見で、「僕はトップ4のうち3人を倒した(※トップ5のうち3人。フェデラー、ナダル、ワウリンカから勝利を挙げており、マレーには4連敗)。まだジョコビッチとは対戦したことがない。挑戦するに十分なだけ有能か?そう言っても誇張ではないだろう。ただ、まだ多くの時間とハードワークが必要だ。僕はより成長し、より強くなる必要がある。でも誇張じゃないよ。いずれにせよ、そのほとんどを倒した」と言っていた。

 またクレーについても「たぶん得意なサーフェス・リストの最下位だが、実のところ、クレーでの僕はそう悪くないだろ?クレーは実際、けっこう僕のスタイルに合ってると思うんだ。時間がある分、しっかり体をひねったり、準備して、決め球を叩き込みにいける。そして言うまでもなく僕のサービスが生きる。いいサービスの持ち主というのは、どのサーフェスでもいいサービスが打てるものなんだ」と自信をにじませた。

 12日に行われる3回戦で、キリオスはナダルと対戦する(センターコート第3試合)。また、錦織とガスケの対戦はグランドスタンドコートの第2試合だ。

(テニスマガジン/ライター◎木村かや子、構成◎編集部)

Photo: ROME, ITALY - MAY 11: Richard Gasquet of Francelooks on during his match against Andreas Seppi of Italy during day four of the The Internazionali BNL d'Italia 2016 on May 11, 2016 in Rome, Italy. (Photo by Matthew Lewis/Getty Images)

最終更新:5月12日(木)19時30分

THE TENNIS DAILY