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空き家を放置すると、どのような事態がおきるのか?

マネーの達人 5月12日(木)5時30分配信

深刻化する空き家問題

空き家問題は近年、益々深刻化しています。

もし、親の持ち家を相続するようなことになったならば、どうすればよいのだろうか。

昨今では、なんの手も打たずに、空き家をそのまま放置して、税金だけを支払っている人たちも少なくありません。

ご承知のとおり、空き家を放置していても何の得もありません。

親の持ち家(実家)を相続した場合には、次の解決策があります。

「自分たち家族が住む」
「兄弟または子どもが住む」
「売却して現金を得る」
「賃貸に出して家賃収入を得る」など。

しかし現実問題として、

「実家が遠方に在り転居が不可能」
「家屋の老朽化が酷く、リフォームまたは建て替えをしないと、住むことも売ることも貸すことも出来ない」
「リフォームや建て替えをする予算がない」

などの事由により、空き家のままで、なにも手を付けれずに、放置せざるを得ないケースが多くあります。

一方で、空き家を取り壊して更地にするという選択肢もありますが、建物を壊して更地にすると、土地の固定資産税が6倍にも跳ね上がる事態になります。

近年、空き家がどんどん増えてくるという状況も解らないこともありません。

いずれにしましても、空き家を維持していても多額のお金がかかってくるということは周知の事実であり、頭の痛い問題ですね。

空き家を放置すると、どのような事態が想定されるのか

さて、そのような空き家を維持するにあたり、具体的にどのような支出(費用)が掛かってくるのでしょうか。

「固定資産税」
「住民税」
「火災保険」
「電気・ガス・水道代」
「町内会費」
「草刈り費用」
「実家まで足を運ぶ交通費」

など、多くの費用が掛かってきます。

それでは、空き家をメンテナンスせずに 知らぬ振りをして放置すると、どのような事態が想定されるのか検証してみましょう。

■(1) 資産価値が下がる。

家は人が住んでいないと、劣化が猛スピードで進行してゆきます。 

屋根から雨漏りがしたり、畳が腐ったり、害虫や白蟻の問題などもそうですが、あと雑草があちこちで生い茂っていきます。

早期の段階で修繕や建て替えを行った方が得策です。

■(2) 不法投棄や火事の危険性が高くなる。

周囲に空き家だと知られたら、残念なことですが、そこに不法投棄をする人が出てくるでしょう。

更にはそこに燃えやすいものが放置されていると、火事や放火の可能性もぐっと高くなります。

■(3) 近隣住民とトラブルになる。

空き家にはネズミが住み着きやすくなります。

また雑草が生い茂ってきますとヤブや蚊などの多くの虫も発生してきます。

当然ご近所の住宅にも被害がおよび、苦情が絶えなくなります。

また屋根瓦などが落下して、通行人に怪我でもさせたら、それこそ起訴になることすらあります。

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最終更新:5月12日(木)5時30分

マネーの達人