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以前より振動少なく 「ゆふいんの森」、乗り心地向上のシステム搭載

乗りものニュース 5月12日(木)17時30分配信

車体の上下振動加速度がおよそ50%に低減

 JR九州は2016年5月11日(水)、特急「ゆふいんの森」(博多~由布院・別府)に使用しているキハ71系ディーゼルカーに「可変減衰上下動ダンパーによる制振制御システム」を新たに搭載したと発表しました。

 乗り心地の向上を目的としたこのシステムを搭載したことより、JR九州は、上下振動が搭載前に比べて大幅に低減され、より快適に利用してもらえるようになったとしています。

 このシステムは、台車(車輪がある部分)と車体のあいだに設けられた「まくらばね」に並列するように、上下方向に可変減衰機能を持つ油圧ダンパーを取り付けて、加速度センサーで測定した車体の振動にあわせてダンパーの減衰力を制御するものです。これにより、たとえば90km/hで走行した際には、車体の上下振動加速度がおよそ50%に低減されたといいます。

 鉄道総合技術研究所が日立オートモティブシステムズと共同で開発したこのシステムは、特急の「指宿のたまて箱」や「はやとの風」をはじめ、クルーズトレイン「ななつ星in九州」、スイーツが楽しめる列車「或る列車」の車両にすでに導入されています。特急「ゆふいんの森」では、3号および4号(博多~別府)の車両に搭載される予定です。

乗りものニュース編集部

最終更新:5月12日(木)17時40分

乗りものニュース