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ウェアラブルコスメはL'Orealが進むべき道なのか

ReadWrite Japan 5月13日(金)17時30分配信

L'Orealは、これまでの化粧品だけでなく、スマートフォンに情報を送れるウェアラブルテクノロジーを発売するようになるかもしれない。

我々は、2016年のConsumer Electronics Show (CES)で新しい時代を垣間見ることが出来た。そこでL'Orealは、伸縮可能なUVモニターのe-skin製品『My UV Patch』を披露した。これは、ユーザが皮膚がんになることを防ぐために紫外線量を計測して教えてくれる製品である。

このパッチは子どもが楽しむシールタトゥーのようなもので、スマートフォンと通信するためのNFCタグが内蔵されており、軽くシャワーを浴びる事も可能だ。5日間使用することができ、このパッチを身に着けている間、紫外線を浴びた時間や強さに応じて色が変化するようになっている。ユーザは、使用後のパッチをスマートフォンで撮影して専用アプリで読み込むことで、紫外線量を知ることができるという。L'Orealは、このパッチを今年の後半に販売を始める予定だ。

https://www.youtube.com/embed/PvmSk52dsPE

■自分でインキュベータを設立したL'Oreal

L'Orealがウェアラブルやその他の製品を手がけ始めたのは3年前だ。グローバルヴァイスプレジデントのGuive Balooch氏が運営する技術系インキュベータを設立した後である。最初の製品は、Image Metricsと提携して作った『Makeup Genius』というバーチャルコスメアプリだった。

Balooch氏は、「L'Orealは、私に内部的に接触を図ってきたんだ。向こう5年から10年において、美容業界におけるテクノロジーがどのような意味を持つのか興味があるという話を持ちかけてきた。彼らは、美容業界に結びつきそうな技術的なプロジェクトをいくつか共に手がけることを望んでおり、私も健康やフィットネス業界でテクノロジーがユーザエクスペリエンスをどれだけ豊かにしてきたかを考えると、これはスマートな試みだと思った」とThe Irish Timesのインタビューで語った。

それからインキュベータは、アイルランドのデザインユニット PCH Internationalとボストンのスタートアップ企業 MC10、スキンケア企業のLa Rochde Posayと手を組み、パッチを発展させるために『My UV Patch』にとりかかった。E-skin製品は、今のところラボのテストで行き詰まりを見せている。その中で、L'Orealがスマートフォンと通信でき、充電の必要もないパッチをリリースできれば大きなイノベーションである。

ただ、L'Orealが美容業界でウェアラブルに影響を与えたと言えるまでには、こういったイノベーティブな製品をあといくつか出す必要があるかもしれない。

ReadWriteJapan編集部

最終更新:5月13日(金)17時30分

ReadWrite Japan