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レッドカーペット処女・超有名女優がカンヌに登場!クルーニーは「あなたが大統領になって」!?

dmenu映画 5月13日(金)16時0分配信

世界の3大映画祭のひとつ、第69回カンヌ映画祭が5月11日(現地時間)南仏のカンヌで開幕した。“ザ・ハリウッド”なスターバリューのあるメジャー作品が少ない今年のカンヌ。ひと際目を引くのが、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ主演、ジョディ・フォスター監督の『マネーモンスター』御一行だ。上映も会見も大騒ぎ。会見場の外には1時間前から長い列ができていた。

レッドカーペットも飛び切り華やか。ジョージ・クルーニーの奥さん、アマルが誰よりも美しいのはご愛敬だが、意外やカンヌ映画祭の“レッドカーペット処女”というジュリア・ロバーツの登場もあって、まずは映画祭の始まりをにぎやかに彩った。

御一行様は記者会見場に現れても華麗。しばらく立ったままで司会と挨拶したりと余裕、余裕。ジョージ・クルーニーはどこにいてもアニキぶり、いやジェントルマンぶりを発揮。両隣に座るジュリア・ロバーツとカトリオーナ・バルフに「お水をどうぞ」。しかも「ガス入りとガスなし、どっち?」なんて聞きながら(ああ、もうっ!)。

一方、ジョディはといえば、1976年『タクシードライバー』がパルムドールを受賞したとき、出演者として参加したのが初カンヌ。当時12歳。それから40年、今度は監督としてカンヌ映画祭に招待されている。

「あのときが女優としての人生の始まりだったと思う。何が何だか分からなくて、もっとカオス的だったわね。プレスや観客との間に柵もないし、カメラマンも強引でね。でもまさか40年経って監督としてここに来ることができるとは。コンペじゃなくても関係ないわ。とても光栄に思っています」とジョディ。「今回の作品は、“社会的な問題を扱うスリラー”というジャンル映画の脚本が既にあって、それに監督としてどう臨むかという挑戦だった。視聴者を操作するメディアの話を作らせてくれたソニー・ピクチャーズにも感謝しています。それにキャラクターのかかわり方がとても面白くて、登場人物が人生の転換を経験する、ある午後の話なの。リレーションシップを描く作品とも言えるわね」

そしてそのキャストは、スターであり、社会派映画の監督でもあるジョージ・クルーニー。ジョージがジュリアに声をかけ、この『オーシャンズ』コンビの再登板となった。

「ジョディからは最初、ミュージカルなのと言われてね(笑)」と、同作で財テク情報の人気番組「マネーモンスター」の司会リー・ゲイツを演じたジョージ。「ダンスのシーンがあるって。いやー、自分がこんなに下手だとは思わなかったなぁ(笑)」と言いつつ、毎回踊りながら登場する番組の設定を楽しんだ様子。

「ジョージから、ジョディが監督と聞いてそれは出なくちゃと思ったわ」と、番組を掌握するディレクターを演じたジュリア。「コントロール・ルームですべてを把握して動かしている女性というのも魅力だった。冷静でね、ものすごいプレッシャーの中で仕事して見せるのよ。やりがいがあるでしょ」。

ジョージとジュリアの息のあったトークにより笑いの絶えない会見だったが、ジョージ・クルーニーが真顔になった質問がひとつあった。ドナルド・トランプについて。

「トランプを大統領にしてはいけない。(会場から拍手)移民についてもムスリムの人々についても、女性についても、トランプが大統領になればとんでもないことになる。国がどうなってしまうか想像もしたくないね」。ここで会場から「ジョージ、あなたが大統領になってよ、マジで!!」と言われ、爆笑するジョージだが、そこに集まった者の多くが、かなり本気でその言葉を支持したような気がする。

文=まつかわゆま

最終更新:5月13日(金)16時0分

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