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新日鉄住金、店売り・リロール向け薄板値上げ。6月出荷、1万円

鉄鋼新聞 5月13日(金)6時2分配信

 新日鉄住金は、国内店売り・パイプ・軽量形鋼・リロール・ドラム向け薄板品種(熱延黒皮、熱延酸洗、冷延、表面処理)の販売価格について、6月出荷相当分以降からトン1万円(約20%)値上げすることを需要家・流通各社に申し入れ始めた。なお市況分野の採算改善に加え、ヒモ付き分野での価格是正も検討している。

 海外では、中国・韓国・台湾ミルが国内および輸出価格の引き上げに動き始めている。昨年大きく陥没していた東アジア市況は400ドルを超える水準まで持ち直し、直近底値から100ドル超上昇するなど、海外マーケット環境は好転している。
 国内需要は、4~6月期は端境期で低水準だが、7~9月に向けて首都圏再開発や東京オリンピック関連の大型案件などの動きが出始める見込み。自動車向けも堅調な北米向けに加えて、昨年度来の生産調整からの回復などにより、生産台数の増加が見込まれる。
 こうした中、供給面では国内メーカーの設備の定期修繕が4~6月に集中する中で、輸出引き合いの増加によりロールはタイト化している。一方で輸入材については、海外メーカーも対日販価を値上げし、対日向けにオファー止めするなどロールはタイト化しており、今後は入着が減少しそうだ。
 薄板3品在庫は総量で見ると適正水準にはないものの、一定の在庫調整が進展しており、今後は国内のロールタイト化・輸入材の減少により、メーカーでは6月ごろには適正化するとみている。
 国内鉄スクラップ市況は、足元で直近の底値から1万円超上昇。電炉メーカーのコストアップが国内市況の押し上げ要因になっている。
 7~9月には主原料コスト上昇を受けて高炉メーカーのコストアップは不可避であり、国内鋼材市況の陥没是正を含め、マージン改善に向けた価格転嫁が必須の状況と判断した。

最終更新:5月13日(金)6時2分

鉄鋼新聞

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